はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

HSP (Highly Sensitive Person) さんは

 

ちょっとした表情の変化にも気がつき

 

すぐ相手の気持ちを汲み取ることが

 

できますよね。

 

 

 

 

たしかに

 

それは相手にとったら

 

ほぼ気分を害することもないので

 

とても心地よく過ごすことができます。

 

 

 

 

しかし

 

HSPさんからすれば


相手が『あぁ…それは嫌だな…』

 

のように感じていることも

 

すぐに察知することができてしまいます。

 

 

 

 

とくに、そのあとに訪れる

 

重苦しい雰囲気に耐えられないので

 

HSPさんは、相手が負担になることは

 

なかなかお願いしたりできません。

 

 

 

 

ただ、それによって

 

HSPさんがずっと負担を抱えることは

 

避けなければいけません。

 

 

 

 

そこで今回は

 

仕事なども含めて

 

相手にお願いをしたり


頼んだりする時に


必要になる2つのスキルについて

 

お話したいと思います。

 

 

 

 

 

 

さっそく、結論ですが

 

だれかにお願いをする時には

 

相手への尊重(入口)と感謝(出口)の2つ

 

伝わるようにすることが重要です。

 

 

 

 

つまり

 

相手が部下であろうがお願いする以上

 

相手を尊重して敬意を払う必要があり

 

ぜったいに、上から目線で話をしたり

 

依頼を引き受けて当然のような態度で

 

対応してはいけません。

 

 

 

 

ただ

 

HSPさんのように

 

お願いをするのが苦手な人は

 

上司や同僚(友人)に対して

 

特に苦手意識を持っています。

 

 

 

 

ここからは、そのような相手に

 

どのように尊重と感謝を

 

伝えていくかについてお話します。

 

 

 

 

まず最初に

 

相手を尊重することを

 

意識しすぎるがゆえに

 

注意しなければいけないことがあります。

 

 

 

 

それは、相手に対して

 

へりくだり過ぎないことです。

 

 

 

 

とくにHSPさんは


へりくだり過ぎて…

 

上司と部下という距離感や

 

同僚同士という距離感を

 

明かに崩していることがあります。

 

 

 

 

過剰にへりくだってしまうと

 

相手からは

 

『私、すぐ怒る人と思われているのかな…』

 

『こんな時だけ、調子のいい奴だ…』

 

と思われてしまいます。

 

 

 

 

さらには、自分でも

 

『こんな頭を下げて情けない…』

 

『自分はほんとにダメな人間だから…』

 

のように、もっと卑下してしまうのです。

 

 

 

 

一般的な上司と部下のような


今まで通りの役割での距離感を

 

あなたが守ることも

 

相手を尊重していることになるので

 

急にペコペコしたりしないでください。

 

 

 

 

そのうえで

 

相手を尊重するということは

 

”あなたにこそお願いしたい”という気持ちが

 

きっちり伝わるようにするのが大切です。

 

 

 

 

そこで

 

何かをお願いする目的で

 

最初に話かける時には

 

しっかり相手の名前を呼んでください。

 

 

 

 

『あのぉ…相談なんですが…』

 

という、話しかけ方よりも

 

『A部長。相談なのですが…』

 

の方が、相手の存在を

 

尊重しているのは明らかです。

 

 

 

 

ちなみに、役職名だけで

 

『部長。相談なのですが…』

 

のように呼んでる人もいるので注意です。

 

 

 

 

さらに、相談する行為とは

 

相手の時間を奪う行為だという

 

意識は持っておきましょう。

 

 

 

 

そのため、軽い頼み事なら

 

『そんなこと…後にしてくれよ…』

 

のように思われる可能性もあります。

 

 

 

 

そこで

 

あなたが、今からお願いすることが

 

重要なことである印象を伝えるのも

 

相手への尊重の1つです。

 

 

 

 

そこで、最初に声をかける時

 

『折り入って、ご相談があるのですが…』

 

というフレーズはぜひ覚えておきましょう。

 

 

 

 

つまり

 

相手にお願いをする時は

 

このフレーズに相手の名前を加えて

 

『A部長。折り入ってご相談があるのですが、よろしいでしょうか。』

 

というように、話かけるのがおすすめです。

 

 

 

 

これが相手を尊重した入り口です。

 

 

 

 

 

 

そして、2つ目に大切なのは感謝です。

 

 

 

尊重することが入口なら

 

感謝することは出口です。

 

 

 

 

つまり

 

相手に何かをお願いをした時は

 

最後には必ず感謝で終わりましょう。

 

 

 

 

これは

 

相手がOKでもNGでも同じで
 

最後は感謝の言葉で締めくくるのです。

 

 

 

 

OKしてくれたら

 

『ありがとうございます』

 

と述べるのは理解できるでしょう。

 

 

 

 

では、NGであった時にも
 

感謝を述べるとは

 

どのような意味なのでしょう。

 

 

 

 

それは、相手があなたに対して

 

話を聞いてくれたことであったり

 

時間をとってもらったことへの感謝です。

 

 

 

 

このように


最後に感謝で締めくくることで

 

次回もまたお願いしやすい関係になります。

 

 

 

 

相手としても

 

『あぁ…前回は断ったもんなぁ…』

 

と考えるので

 

次回は断りにくくなります。

 

 

 

 

なので

 

今回はNGであっても

 

最後に感謝することで

 

次のお願いにつながるのです。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

 

HSPさんは

 

人の顔色を読むことが得意なので

 

相手に何かをお願いする時に

 

『迷惑になるよなぁ…』と考えてしまい

 

お願いすることが苦手です。

 

 

 

 

しかし、仕事なども含めて

 

全てを自分で抱えると

 

いつか限界がきてしまいます。

 

 

 

 

HSPさんのように心優しい人が

 

お願いしようか悩むような時は

 

もう十分に抱え込んでいる時ですから

 

遠慮せずに周りを頼ってください。

 

 

 

 

そして、なによりも

 

相手に頼んだり、お願いするのは

 

1つのスキルであるので

 

練習すればするほど上手くなります。

 

 

 

 

そのなかでも

 

絶対に外してはいけないという

 

尊重(入口)と感謝(出口)という

 

2つのポイントは

 

忘れないようにしてくださいね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

=(大切なお知らせ… (*´ω`*) )=

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