はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

産業医として活動をしていると

 

『社員の健康増進の一環で

 

”禁煙をする人”を増やしたい』

 

といったことを相談されます。

 

 

 

 

一般的に

 

”禁煙”ときくと

 

どのようなイメージが

 

あるのでしょうか。

 

 

 

 

おそらく

 

『なかなか続かないもの…』

 

『禁断症状がでてくるもの…』

 

などのイメージがあるかと思います。

 

 

 

 

たしかに

 

禁煙には

 

病院に専用の外来が

 

存在するくらいですから

 

そうそう簡単なことではなく

 

なかなか大変なものです。

 

 

 

 

その難易度をUPさせる

 

要因の1つとして

 

『禁断症状』とよばれる

 

ニコチンの離脱反応がありますね。

 

 

 

 

この記事では

 

わかりやすさ重視で

 

あえて”禁断症状”と表現しますね。

 

 

 

 

今までたくさんの

 

タバコとを吸っていた人が

 

急にスパッと中止をすると

 

やはり禁断症状がでてきます。

 

 

 

 

今までコンスタントに

 

からだに入ってきてたニコチンが

 

入ってこなくなるからですね。

 

 

 

 

タバコの禁断症状といえば

 

手が震えたり

 

イライラしたり

 

落ち着かなかったり

 

などの症状が思いつくでしょうか。

 

 

 

 

しかし

 

それだけではなく

 

禁煙をはじめたことによって

 

うつ状態になってしまう人も

 

珍しくありません。

 

 

 

 

これを

 

分かりやすく『禁煙うつ』と

 

表現する先生もいるくらいに

 

有名な話ではありますが

 

世間的には

 

まだまだ知られていません。

 

 

 

 

そこで今回は

 

禁煙することで”うつ”になる?

 

についてお話しさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

喫煙をすることによって

 

元気や意欲がなかったり…

 

急に理由なき不安に襲われたり…

 

ひどい睡眠障害だったり…

 

食欲が大きく変化したり…

 

思考力や集中力の減退したり…

 

などの症状が起こってくるのです。

 

 

 

 

この理由として

 

細かいことは抜きにして

 

タバコを吸わなくなると

 

うつ病と関わりのあるセロトニン

 

グッと減ってしまうからです。

 

 

 

 

そもそも

 

タバコを吸い続けると

 

脳が変性してしまって

 

ドーパミンやセロトニンという物質が

 

分泌されにくくなってしまいます。

 

 

 

 

逆にいえば

 

タバコを吸うことで

 

強制的に無理やり

 

ドーパミンやセロトニンを

 

分泌させている状態なのです。

 

 

 

 

ドーパミンは

 

快感や快楽、やる気など

 

セロトニンは

 

幸福や癒し、落ちこみなどに

 

関わってくる物質ですね。

 

 

 

 

なので

 

スパッとやめてしまうと

 

セロトニンの分泌が減って

 

うつ状態になってしまいます。

 

 

 

 

ニコチンの禁断症状は

 

たばこをやめてから

 

3~4日がピークでしんどく

 

3~4週間くらい継続します。

 

 

 

 

なので逆にいえば

 

この3,4週間を耐えられたら

 

このうつ状態も

 

徐々に回復していきます。

 

 

 

 

この時期は

 

セロトンが出にくい時期なので

 

積極的に自分から

 

セロトニンを出すことを

 

心がける習慣が必要です。

 

 

 

 

その習慣は

 

いくつかあって

 

それを書き始めると長くなるので

 

今回は1つだけ紹介します。

 

 

 

 

たとえば

 

しっかりと朝日を

 

顔いっぱいに浴びることです。

 

 

 

 

禁煙を開始したときには

 

防犯を保った範囲のなかで

 

カーテンを開けて寝てみたり

 

できるだけ

 

朝日を浴びるようにしてください。

 

 

 

 

ただ


根本的な話として

 

いきなりニコチンを0にすると

 

それだけ体に負担がかかるのは

 

よく分かると思います。

 

 

 

 

当然、そのぶん

 

禁断症状も強くでるので

 

ゆっくりニコチンを

 

減らしていく方法の1つとして

 

禁煙外来が有効なのは

 

覚えておいてくださいね。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

今回は

 

禁煙することで”うつ”になる?

 

についてお話しさせて頂きました。

 

 

 

 

禁煙をスタートさせると

 

禁断症状に苦しむ

 

イメージがあるかもしれません。

 

 

 

 

その禁断症状のなかには

 

うつ状態があることは

 

割とメジャーな反応なのですが

 

あまり知られていません。

 

 

 

 

なので

 

あなたや周りの人が

 

禁煙をするときには

 

気にかけてみてください。

 

 

 

 

ただ

 

禁煙を成功させるには

 

『禁断症状という

 

身体的な依存の問題』だけではなく

 

他にもいろいろな要素が絡むので

 

十分に注意して欲しいと思います。

 

 

 

 

禁煙というのは

 

言うのは簡単ですが

 

かなり奥の深い世界なのです。

 

 

 

 

今後は

 

そのあたりについても

 

お話しできたらと思います ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 
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