岡山県津山市の津山城訪問レポートその2です。平成17年(2005年)に復元された備中櫓の内部をご紹介します。
備中櫓内部
普通は櫓といえば、板敷きか土間ですが、
備中櫓から見る津山の城下
天守曲輪
天守は本丸ではなく、さらに奥まった天守曲輪に建っていました。天守曲輪へは備中櫓の奥にある細い通路「五番門」から向かいます。
「ハート型」の石垣
天守台近くの石垣の中にありました。確か会津若松城にもハートの石垣はありましたが、江戸時代の人たちは当然ハート型など知らなかったので、偶然変わった形の石を見つけてそのままここに用いたということでしょうね。
天守はもともとは5重だったものを、幕府に遠慮し、わざと四重目の屋根瓦を壊して4重に見せかけたとか、紙を貼ってごまかしたとかいう逸話も残っています。備中櫓に続き、この天守も古写真が残されているので、復元の予定はありますか?とさきほどの女性に聞きましたが、今のところ計画はないとのこと。残念!
天守台の上から見下ろす備中櫓と五番門南土塀
天守は本丸ではなく、さらに奥まった天守曲輪に建っていました。
「ハート型」の石垣
天守台近くの石垣の中にありました。
天守台
天守曲輪の中央には立派な天守台が残されています。天守台の上から見下ろす備中櫓と五番門南土塀
多聞櫓跡
天守曲輪の外側、地面が舗装されている部分には多聞櫓がありました。
腰巻櫓跡
本丸中央付近から二ノ丸の北側へ抜けるルートを守る櫓跡です。
北側の裏鉄門跡から出て本丸を後にします。階段一段一段が高い!降りるのも一苦労です。
これは北側から見た本丸石垣。
こちらには排水溝のような穴が何か所か確認できます。
薬研堀
北西に残されている山名氏時代からあった堀と伝えられています。
津山城下町
津山は空襲の被害に遭わなかったため、昔ながらの町屋やお屋敷が今も多く残されています。津山城を中心として城西と城東という地区に分かれており、城東地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
旧梶村家
1997年に放送されたNHKの朝ドラ「あぐり」で主人公の実家としてロケ使用されました。ちなみに現在放送中の「カムカムエヴリバディ」も「あぐり」と同じく岡山が舞台になっていますが、津山ではロケは行われていないようです。
県立津山高校旧本館
こちらは津山城の西側に残されています。
明治33年に建てられた旧制中学の校舎で、現在でも現役の学校として使われています。同じく、「あぐり」で主人公が通う岡山高等女学校としてロケ使用されました。
天守曲輪の外側、
腰巻櫓跡
本丸中央付近から二ノ丸の北側へ抜けるルートを守る櫓跡です。
北側の裏鉄門跡から出て本丸を後にします。階段一段一段が高い!
これは北側から見た本丸石垣。
こちらには排水溝のような穴が何か所か確認できます。
薬研堀
北西に残されている山名氏時代からあった堀と伝えられています。
津山城下町
津山は空襲の被害に遭わなかったため、
旧梶村家
1997年に放送されたNHKの朝ドラ「あぐり」
県立津山高校旧本館
こちらは津山城の西側に残されています。
明治33年に建てられた旧制中学の校舎で、