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ボルボ V60 VOLVO 室内静音化
今回の依頼内容
ロードノイズを消したい！
路面が荒い場所でのノイズが激しい
低い一定の音が気になる。
というご依頼内容です。
現在の状態は全て純正及び純正オプション
タイヤはブリジストンのレグノ最新タイプ
タイヤを交換したけどいまいち効果が感じられないとのこと
（これについては後の方で説明してます）
施工前に乗ってみた
今回もいつものロードノイズ点検コースを走行
ロードノイズが気になると仰ってたのでそのあたりをメインにチェック
普通の路面では一般的な車よりも静かな感触
ということは荒い路面で凄いことになるんだろなってことで試すと
やっぱり、、そうでした。
ゴーっていう低めの音が全体的に聞こえてくる。
大体相談受けるロードノイズってみんなコレが多いです
人間が不快に感じる帯域なんだと思います。
また、他の音が静かなのにこの音だけ目立つっていうのも不快ポイント
一応エンジン音も気にしてみましたがこの車はどういう状況でも
そんなに気にならないです
今回の施工内容
今回の原因は走行の振動がサスペンション周りからボディ、からの天井へ
主な不快なノイズ発生源は
天井と車体フロア後部周辺であると感じたので
今回は一番効果の大きいルーフを施工することに。
写真が撮りにくいんで変なアングルからが多いです
ルーフの内張などを剥がします。
いつもやってる感じの国産車よりはちょっとしんどい。
今回のノイズは振幅の大きな低い周波数なので
制振効果抜群のレアルシルトを施工
ちなみに色が同じで安い謎メーカーのものも出回ってますけど
性能差は歴然です。 レアルシルトは貼り付け面に対して拘束型
その他の素材の多くは非拘束型で謎メーカーのものも同様
拘束と非拘束どちらがよいというわけではなく適材適所ですが
今回この症状に必要なのはレアルシルトでした。
サイズや張る場所なども考えて施工
失敗すると変化が無かったり、周波数が変わってより大きな音になったりします。
1つのパーツで施工するとその特性が乗ってしまうのでハイブリッドに他素材も使用
今回はdrアルテックス 製の制振材も使用です。
貼り方がいびつに見えますがいろいろ思惑があってこんな感じです。
ノイズを追いやって最後にポイントで遮音材も設置
これはSTP製
組み上げて実走行～～～
はい！良いですね。
今回気になっていたノイズは車の特性で車自体が全体的に鳴いているようなものなので
完璧にとまではいかないんですけど
全然気にならないレベルにまで減衰出来ました！！！やった～
ちなみに気になるノイズの施工前後比はー１０ｄｂ近くを記録
いや、どんだけうるさかったんだって感じですけど
これならお客様も満足されると思われまっす
レグノでノイズに変化が無かった件ですが
実はノイズは相当減ってるんだと思われます。
ただその帯域は元から車側で遮音なりされててほぼ気にならなかった音です。
今回のノイズは路面の振動がボディまで伝わって発生していたので
タイヤの性能云々の範疇を超えていました。
ですので、ノイズによってはレグノにすることにより超絶静かになる車もあるし
いまいちわかんない車もあります。
気になる方いらっしゃいましたら車を見せてもらえればすぐに判断出来ます！！
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