毎回毎回新たな店を発掘。って、一体何を基準にして飲食店を選んでいるのか訊かれますが、基準は無いです（無いんかい！w）強いて言えば繋がり。つまり「ご縁」がある店なんでしょうね。
さて、あなたと私の、ご縁のためにクリックしてね。
以前ご紹介した「楽膳柿沼」なんかは、うちのテナント近くの「柿沼惣菜店」で惣菜を購入して食べたら、非常に美味しかったので、本店の「楽膳柿沼」に行くようになったんですが、このお店はミシュランに出ているわけじゃないし「食べログ」なんかの点数は3.16と実力以下の評価点です。もっとも「食べログ」なんて食通でもない一般客が、値段を評価の中に組み込んでの点数ですからね、アテにならない（なので私は食べログに書かなくなったw）
でも京都人による京都紹介本なんかでは、度々言及される名店なんです（観光客ウケしないだけw）
今回のお店「はり清」さんは雑誌やグルメサイトでの評判も良いのですが、あまりマスコミには取り上げられないし、立地があまり良くない（観光地や繁華街の近くじゃない）ので、私としては眼中になかった店なんです。
でも、この店の次男（だったかな）の方が、ウチの近く（三条駅そば）に出店した「ダイニングはりまや」は、コロナ禍のなかで先斗町に出前を取ったのがきっかけで、毎月のように通うようになったんですが、今回の滞在の最終日に伺おうとしたら満席だったんです。
それでは、と、「ダイニングはりまや」の親店である、五条通の東山郵便局裏にある老舗料理屋の「はり清」さんを予約してみました。
ま、一応ホームページをチェックして。と、思ったら夜の懐石コースは14000~31000円って、これって絶対に食べきれないやつじゃん。と、思い昼のコースを見たら、庭の見える一階席の昼懐石は10120円だそうで。ま、2階の和室の昼餐膳が6~7000円なので、これにしようと思い、他の料理を見たら「大徳寺弁当」なるものが3600円と4800円ほどで在るので最初は弁当でも良いかな？と思い電話。
予約の席は難なく取れたんですが、料理を選ぶ際に弁当の価格による内容差を訊いたところ、ナントこの3600円の弁当は今は販売していないそうで、4840円の弁当一択でした。で、応対の良い電話を切る際に、あちらが名前を名乗ったんですが、それが「ダイニングはりまや」の店主と同じだったんで、創業者一族の方が電話対応していたんですね（多分）だからでしょうか電話対応が良いんだね（もはや行く前から好評価w）
五条通から郵便局脇の狭い道路を下りてスグにあります。1659年に播磨屋清七が創業した老舗料理店「はり清」では料理教室もやっているそうです。
玄関で靴を脱いでからは畳敷きの廊下を通って奥の狭くて急な階段で2階へ（足の弱い母は難儀してましたが）大広間を仕切ってテーブルと椅子を設置してあります。
庭は見えませんでしたが、裏のお寺さんが借景になってます。
老家屋との仕切りには「かな色紙」を貼った屏風が。手跡は良いけど、紙質も配置もイマイチですので、最近の作でしょう（多分）
ちゃんと季節感のあるセッティングですね。こういうのが好きなんですよ。
造り立ての弁当が登場。しかし、量が多すぎです！献立はオーソドックスな正統派和食ですね。しかも、どれも美味しい！レベルは高いですね。
この吸い物も美味しいですね。お月見に見立てて季節感を醸し出しています。この鱧（だったかな）に米粉を纏わせて揚げたのも美味しい。
と、ここで別テーブルに新たな客が（貸切状態だと思っていたのにぃ）男性二人と女性一人でしたが、席に案内すると女性は「私は別の場所で」と去っていきます。なんだろうと思い話を聞いていたら、どうも旅行会社の人たちが事前下見で食事をしているらしい。富裕層向けのツアーなんでしょうか？7000円くらいのランチを食べていました。そこで漏れきいた話で、一階の庭が見える席での食事は一人10120円のコースからだと知った次第です。
最後の水物が、これってのはチョッと残念かな？やはり果物とかが欲しいよね。でも、雰囲気も良くって、料理の水準が高いので全般には良い店です。オススメできますね。
実は、京都でのグルメブログ用のネタはまだまだ沢山あるんですが、次回は北九州の話にでもしようかなと（読者の方からの要望は非常に少ないのは承知していますがww）
では、いつものようにクリックしてってね。
そろそろお酒が飲みたいなぁ（今、ブログを書いているのは土曜日の20時頃ですのでww）