乗務前の乗務員のアルコール検査で基準値以上のアルコールが検知されたため山陽新幹線の一部が運休していたことをJR西日本が公表しました。

パイロットやCAでも飲酒を隠したり、検査をごまかしていたことが発覚して問題になったこともあるため、またかという感じもあったのですが、誤解だったようです。

検査で検知されたのは消毒用のアルコールではないかという調査結果が出ています。

それもこの乗務員の消毒液の使い方が問題だったのではなく、検査する機械の保管場所や保管方法に問題があったようなのです。

この新幹線の乗務員は飲酒はしていないと申告していたため、調査した結果、アルコール検知器を保管していたロッカーの中に入っていたカバンの中に消毒用のアルコールスプレーが入っていて、中身が漏れていたようなのです。

アルコールが検知されている以上乗務員を乗せないという判断は正しかったように思います。

検知器の保管方法をもっと慎重に考えるべきだったのだと思います。

このご時世ですから検知器自体も消毒しなければならないのは分かるのですが、アルコール検知器ですからアルコールと一緒にしてはまずのは当然です。

この手の失敗は一度失敗してみないと、わかりにくいというのも事実です。

今回の件で、思わぬ結果を招くことがわかったのですから、これからは同じ過ちを犯さないようにすることが重要です。

それにしても調査結果が本当ならこの乗務員に落ち度はないわけですから、報道などでも名誉回復の措置があってもよいのだと思います。