実力のない相手の言葉に力なし?~2021年時点の日本と中国の悲しい関係性~
もはや「暖簾に腕押し」な気がしますね…。
【海警法で中国に「強い懸念」 日本政府が伝達】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE0399S0T00C21A2000000/
日中両政府は3日、外務省などの局長級幹部らによる「日中高級事務レベル海洋協議」をオンラインで実施した。加藤勝信官房長官は記者会見で、中国の海警法施行について日本側が強い懸念を伝えたと明らかにした。「国際法に反する形で適用されることがあってはならないとの考え方からしっかり伝達した」という。
加藤氏は「中国海警船による度重なる領海侵入や日本漁船への接近を含む諸課題について日本の立場、懸念を改めて申し入れ、中国側の行動を強く求めた」と説明した。「海洋安全保障分野で直接、率直な意見交換をするのは不測の事態発生を低下させるうえで極めて重要だ」とも語った。
…。
実生活に置き換えてもわかりますが、実力の後ろ盾のない相手に何を説かれても響きませんよね。
おそらく、それは国家間の関係でも同じだと思います。
2010年にGDPで日本を抜いた中国は、もはや日本が何を言おうと相手にしないでしょう。
さらに言えば、日本の外務大臣がこの体たらくですからなおさらですよね…。
【王毅外相に何も言い返せない茂木外相の体たらく】
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63096
現状を受け止めた上で何をするか、ですが。
やはり早期にデフレを脱却して経済成長路線を取り戻し、広がった経済力の差を少しずつでも埋めていくしかないでしょうね。
デフレ脱却には財政出動が不可欠です。
コロナ禍で需要が急速に減っている今、
財政出動(需要創出)をためらう必要など何もありません。
選挙も近いことですし、財政出動を訴える候補を積極的に応援していきましょう!
それが中国に対する安全保障を高める第一歩です。
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