家を建て替えてから30年。当時は小さかった木々が大きくなりました。もともと猫の額ほどの庭に、子どもが食べた果物のタネを蒔き散らして、ザクロやビワ、ミカンなども根付いていました。
終活ではありませんが、元気なうちに庭の整理をしようと決意し、年末年始は庭木の伐採・抜根を行いました。しかし、そのうちの何本かは、さまざまな理由で残しました。まずは、北西の位置のナンテンです。普通の品種と、その根元にはオカメナンテンがあります。ナンテンは、裏鬼門の魔除けとして、「難を転じる」効果があるとされています。鬼門の位置にあったナンテンは、引っこ抜いたので気にしてませんけどね。
それから、三角州のような場所に生えているドウダンツツジですが、これは物理的に作業が難しくて放置です。ヤブツバキは、タネが飛んだ来たようで植えたものではありません。蕾がたくさん付いていたので、今回は伐採・抜根を免れました。
庭の入口付近には、キンカンとブルーベリー、サクランボがあります。キンカンは、扉の開閉の邪魔ですが、実が付いているし孫が好きなので残しました。サクランボは、苗木を植えて5~6年になり、昨年は初めて実が付きました。残念ながら、熟す前に落ちてしまったので、もうワンチャンスを与えます。今年もダメなら、上手に抜いて友人に譲ります。
一番大きい木は、柿です。この柿は甘柿で、子どもたちも楽しみにしているので、残しても迷惑にならないと思います。ただし、今年は裏年なので、良くても5個くらいしか実が生りません。もしかするとゼロもありますから、その時は切りたくなるかな。
そして、昨年は柿の実を狙って、ハクビシンが出没しました。実際に食害もあったので、これまで以上にハクビシンが現れるようになったら、伐採しようかということになるかもしれません。