タミヤ フェラーリ SF70H #11 完成 | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。

タミヤ 1/20 フェラーリ SF70H(Item No:20068)の製作記11回目です。
最終回は完成写真と製作まとめ、キットレビュー。
引っ越したせいでなかなかプラモも作れないので、とりあえず書き残したブログ書きますよ。

 


■完成写真



































 


■キット情報

メーカー:タミヤ
スケール:1/20
製品名 :
フェラーリ SF70H

型番  :20068
発売日 :2018/03/01
定価  :¥5,400
購入店 :ヨドバシ.com
購入日 :2018/10/04
購入価格:¥4,180

 


■使用ディティールアップパーツ

種別  :カーボンデカール
メーカー:STUDIO27
製品名 :フェラーリ SF70Hカーボンデカール(T社1/20対応)
型番  :ST27-CD20047
購入店 :車模型 barchetta
購入価格:¥4,406


種別  :エッチングパーツ
メーカー:アクステオン(Acu・Stion)
製品名 :
1/20 SF70H メカニカルパーツ セット

購入店 :Amazon
購入価格:¥3,100

 


■参考サイト

ウィキメディア・コモンズ SF70H写真
F1 Technical SF70Hスレッド

 


■ディティールアップ、改造ポイント

  • STUDIO27のSF70H用カーボンデカールの使用。
  • フロントウィングステー、フロントブレーキダクト入り口のスリット、シートベルトの金具等にアクステオンのエッチングパーツを使用。
  • シートベルトを4mm、3mmのサテンリボンに置き換え。
  • アンテナを0.3mm真鍮線で再現。
  • リアウィングステー付け根のゴールドの断熱シートをハセガワ ゴールドミラーフィニッシュで再現。

 


■塗装レシピ

・外装塗装
ホワイト:Mr.カラーGX クールホワイト(GX1)

レッド:バルケッタ Premium Deep70Hred(bc030)
ブラック:ガイアカラー Ex-ブラック(Ex-02)


・外装以外の塗装
全体:ガイアカラー Ex-ブラック(Ex-02)
スキッドブロック全体:タミヤラッカー バフ(LP-75)
スキッドブロック木目:Mr.カラー ウッドブラウン(C43)
ステー、留め具、ホイールキャップ:Mr.カラースーパーメタリック2 スーパークロームシルバー2(SM206)
エキゾーストパイプ:ガイアノーツ プレミアムミラークローム(GP-08)
テール上面の断熱コート:タミヤラッカー タミヤラッカー アルミシルバー(LP-70)
ホイール:Mr.カラー スーパーメタリック2 スーパーアイアン2(SM203)
ステアリングボス:Mr.カラー スーパーメタリック2 スーパーゴールド2(SM202)
ヘッドレスト:RLM23 レッド(C114)
シートのクッション:グレー FS36270(C306)
コクピット内のクッション:ダークイエロー(C39)

・外装クリアコート
フィニッシャーズ オートクリア(ピュアシンナー4倍希釈)⇒デカール貼り⇒
艶あり部分:Mr.カラーGX スーパークリアⅢ UVカット光沢(GX112)砂吹き2回、通常吹き1回⇒フィニッシャーズ オートクリア(ピュアシンナー2倍希釈)⇒フィニッシャーズ オートクリア(ピュアシンナー3倍希釈)×2回
ホイール、アンダーパネル等の半艶部分:ガイアカラー Ex-セミグロスクリアープレミアム(Ex-09)×2回

・外装研ぎ出し
中研ぎ1回目:タミヤ研磨スポンジシート2000、ラプロス#4000(2000番相当)⇒フィニッシャーズ オートクリア(ピュアシンナー3倍希釈)×3回
中研ぎ2回目:タミヤ研磨スポンジシート2000、ラプロス#6000(4000番相当)、ラプロス#8000(6000番相当)⇒フィニッシャーズ オートクリア(ピュアシンナー4倍希釈)×2回
最終研ぎ出し:フィニッシャーズ コンパウンド ファイン⇒フィニッシャーズ コンパウンド マイクロ⇒ハセガワ セラミックコンパウンド⇒ハセガワ コーティングポリマー

 


■注意点

  • フロントウィング、リアウィングメインプレート、モノコック周辺に実車に無い合わせ目ができる。
  • パーツのクリアランスがキツキツ(パチピタ)なので、なるべく塗膜を薄くするかある程度組んでから塗装しないと組み立て時にハマらなくなる。
  • 曲面になっているサイドポンツーン側面のデカールはシワが出来やすい。
  • パーツの接着順を工夫しないと塗り分けやデカール貼り、研ぎ出しが難しくなる。

 


■失敗点

  • ディフューザーやウィングプレートは薄く削り込んだ方が良かったかも。
  • リアウィングメインプレート裏面の合わせ目消しが出来なかった(塗装順を考えるとなかなか難しい)。
  • エキパイ下側の合わせ目を消し忘れ。
  • サイドポンツーン側面のシェルのデカールにシワが入ったことにより、その修復跡が微妙に残った。
  • カウル後方のスジボリが若干汚い。

 


■感想

塗り分けや合わせ目消し、組み立て等に苦労はしたものの、複雑な形状&エアロパーツモリモリの最近のF1マシンが、タミヤクオリティーで組みやすくかつカッコ良く再現された満足度の高いキットでした。
どのパーツもピッタリ正しい位置に決まるようにパーツ構成やダボが設計されているので、何も考えずに組んでも綺麗に出来上がります。
逆にパチピタ過ぎて塗膜が厚くなるとパーツがなかなかハマらなくなりますが、削れば何とかなるし組み立てにくいよりは全然ヨシ。
パーツ表面の成型も綺麗だし、特に滑らかな曲面を描いたカウルは最高です。艶々に仕上げる甲斐があるってものです。
F1のキットだと箱車に比べてデカールの貼り付け位置に神経使いがちなんですが、このキットのデカールはスポンサーロゴが複数まとめて1枚になっていたりするので、それ程苦労はしませんでした。
インストをよく見て慎重にやれば正しい位置や角度に貼り付け出来るものばかりです。
そんな素晴らしいキットなのですが、生産中止でプレミアム価格でしか手に入らないってのは残念ですね。再生産してくれないかなぁ。
あと、去年か今年のF1キットも出してくれないですかね~。
世界的にはF1人気が盛り上がってるみたいだし、出せば(日本以外で)売れると思うんですけどね~。
ライセンス料安そうなハースとかウィリアムズとかでも良いので!

製作的には、ボディカラーに使ったバルケッタのSF70H専用塗料の色味がバッチリで、研ぎ出しもフィニッシャーズのオートクリアのお陰か綺麗な光沢が出たので大満足です。
バルケッタのカーボンデカールも貼るのに時間はかかったものの、大きな失敗もなく貼れて満足度高し。
最後の組み立てには(塗膜の厚みのせいで)苦労&神経を使いましたが、これも目立つ失敗は無く組みあがったので良かったです。
やっぱ真っ赤なフェラーリのF1マシンはカッコイイ!
久々に速さを取り戻した今年の残りレースも頑張って盛り上げて欲しいものです。

以前作った1993年のマシンのマクラーレンMP4/8と並べて写真を撮ってみましたが、現代のF1マシンの大きさが良くわかりますね。
横幅はさほど変わらないものの、長さが全然違う。
そりゃ追い抜きしにくくもなりますよね~。コースが狭いモナコとかホント窮屈そうだし。
次はどのF1マシンを作ろうかな。
ではまた!