馬也ホースレーシング

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【一口馬主】先週は2頭とも奨励金圏内。明日はソナトリーチェちゃん名古屋2戦目

 先週の競馬に出走したシルブロンくんとクロニクルノヴァくんは、それぞれ8着と6着で、入着こそなりませんでしたがともに奨励金を持って帰ってきてくれました。ただ、レースぶりを振り返るといずれも稍不完全燃焼の感が否めません。

 

 まず、土曜の東京芝1800m1勝クラスに出走したシルブロンくんですが、道中の位置取りがだいぶ後ろになってしまい、後方2番手から末脚に賭ける展開に。

 

 4コーナーではスムーズに馬群をなぞるようにして外に持ち出し、ふりを受けにくい状況を作って追い出したところはよかったですし、実際上がり3Fのタイムはメンバー中2位タイを記録しているのですが、その2位タイが4頭おり、着順の並びでいうと4コーナーの位置取りが前の馬から着順が上となっているので、シンプルに位置取りがよくなかったといえるでしょう。

 

 稲垣幸雄調教師も「正直、もう少し前で競馬してほしかった」とコメントしていますが、こればかりは展開のアヤというしかなさそうです。

 

 この後は、2走使ったことと優先出走権が取れなかったことを踏まえいったん放牧となりそうです。母グレイシアブルーの血統的にまだ馬体の成長は見込めそうなので、この後の中山2回債分くらいをしっかりと成長促進・調整に当ててもらって、間隔をあけて優先出走が発生する来年2月の東京開催後半あたりでまた使ってくれればと思います。

 

 次に、日曜日の阪神未勝利戦ダート1200mに出走したクロニクルノヴァくんですが、4コーナーまではしっかりと追走ができていたものの、最後の直線で気が抜けてしまった部分があり6着で流れ込む結果となりました。

 

 距離短縮をしたことで、道中ではしっかりと集中して走れたこと、コーナーワークもこれまでよりスムーズだったことから一定の進境はうかがえるのですが、武幸四郎調教師が言うように、気性面ではまだまだ難しいところがあるようです。今回も馬運車に乗せて連れて帰るまで一苦労だったようで…。

 

 この後はいったん放牧に出しつつ、距離短縮は上手くいったので、馬体のみの入り方を見つつ芝の1400m戦を使うようです。優先出走の発生などを考えると、シルブロンくん同様に次走は2月後半くらいになりそうでしょうか。継続してミルコ騎手が乗ってくれそうな雰囲気ではあるので、引き続き勝ち上がりを目指して頑張ってほしいものです。

 

 そして、明日の名古屋競馬11R宇連川特別には、前走名古屋転入初戦で大圧勝をしたソナトリーチェちゃんが中央出戻り権獲得の2勝目を狙って出走します。

 

 距離は前回より1ハロン伸びて1600m戦、JRAでは東京競馬場にしか設定のないダートマイル戦のため初の条件となりますが、3コーナーポケットからの出走で圧倒的に内枠有利な名古屋のマイル戦にあって1枠1番を確保できたのは非常に大きく、かつ、今回も減量がある宮下瞳騎手の騎乗なので、連勝を期待したいと思います。