馬也ホースレーシング

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【一口馬主】ままならぬ三頓挫の一方で、2歳軍団2頭が早くもゲート試験合格。

 そういうわけで、予定していた今週と来週の出走が亡くなりまして、次の出走は7月のクロニクルノヴァくん@函館とビジューブリランテくんちゃん@福島の予定です。

 

 今年ここまで比較的順調だった馬也ホースレーシングですが、まず今週日曜日の町田特別に出走を予定していたシルブロンくんが出馬投票を見送り。先週の追い切り後に落鉄があり、その際に左前に熱感を持ってしまったようなのですが、その後も患部の状態が一進一退で落鉄も繰り返すなど、レースに向けての態勢が整わないことと、患部の診察・治療が必要ということでノーザンファーム天栄への放牧が決まりました。

 父トーセンジョーダンが現役生活を通じて爪の問題に悩まされた馬なので、もしかしてその部分が遺伝してしまったのかしら…と思いつつ、まずは警鐘であることを祈りたいです。もちろん次走予定は未定ですが、思い切って次の東京開催くらいまで休ませてもいいかなと思います。そうすれば、自己見舞金適用にもなるはずで、休んでいる間の維持費はそれでペイができます。

 

 続けて、来週出走を予定していたバックスクリーンくんも出走を取りやめ。こちらは馬体の故障ではなく騎手の都合がつかない中で中一週で消耗のリスクを取らないようにするため、ということなので、頓挫というのは大げさかもしれないですが、まあ、ままならんですわな。

 斎藤誠調教師曰く、乗る騎手をしっかり決めて挑みたいということで、次走はM.デムーロ騎手もしくは坂井瑠星騎手の予定もあらかじめ押さえてから、と考えているようです。よほど前々走の柴山雄一騎手の騎乗がお気に召さなかったのでしょうか。レース後のコメントでもかなり怒ってる感じがしていましたしね…。とはいえ、この馬についてはしっかり現級以上で戦えるめどは立っているので、しっかり馬を成長させてまた改めて挑んでくれればと思います。

 

 そして極めつけはスノーディザイアちゃん。先週のレース後に左前脚橈骨遠位端の剥離骨折が見つかり先日骨片除去手術を実施。加えて右側にも骨折には至らないものの同様のダメージの兆候が見られるようで、いまだ化骨が進んでいないのが原因かもしれない、ということでした。現時点で全治6か月見込みの診断、もちろん未勝利戦終了には間に合わないわけですが、とりあえず一週間ほど入院馬房で経過観察とのこと。

 血統的には筋が通っているし、ここまで命にかかわるような頓挫もあった馬なので、今回命にかかわるような事態にまで至らなかったことを不幸中の幸いと考えて、ここで引退、繁殖入りでもいいんじゃないかとも思います。もしも産駒が募集されれば出資を検討しますので…

 

 といった感じで頓挫連発でしたが、そんな中で2歳馬軍団からインクルードダイヤちゃんが先週に、プロスペラーレくんが今週ゲート試験に合格、それぞれデビューに向けての歩みを始めました。もう一頭の2歳エンプレスペイちゃんも予定通りそろそろ本州に移動ができそうでこの世代が極めて順調なのがせめてもの救いです。