【一口馬主】夏競馬最終週！クロニクルノヴァくんで有終の美なるか？

　先週デビュー戦を走ったインクルードダイヤちゃんは、いい手ごたえで直線に向いたところで外にヨレてしまい、前をとらえることができず惜しくも2着。勝ち馬も、その鞍上の今村聖奈騎手も素晴らしい競馬をしていただけに真っすぐ走ってどこまで迫れたかはわかりませんが、きっちり走って戻ってきたのは立派です。一度放牧を挟みますが、早期の勝ち上がりに期待したいところです。

　一方、WASJ第1戦に出走のスターズプレミアくんは見どころなく、4コーナーでC.ルメール騎手が下がっていくスペースを確認するために後ろを向くほどの手ごたえの悪さで結局シンガリ負け。休養を挟んで11月の福島開催を目指すようですが、少なくともJRAの平地競走ではこの辺りが限界のような気がします。コーナー4つのダート1400などがかなり会いそうなので、地方移籍もありなのではないでしょうか…

　そして今週は、この夏競馬で唯一勝ち星を挙げてくれているクロニクルノヴァくんが、成長を促しつつのリフレッシュ放牧を経て、9/3札幌7Rの1勝クラス芝2000m戦に出走します。

　当初は日曜日の1800m戦を、前走も騎乗してくれた浜中俊機種で予定していましたが、競馬場に入れてからの暴れ方が尋常ではなく、日曜日の競馬終了後にバタバタと馬運車に乗せるのはリスクが大きすぎる…ということで土曜日の競争に回ることになりました。

　武幸四郎調教師曰く、勝ち上がったことで力は一段とついてきたが、その使いどころを理解していないので手を焼いているということで、まずはまともに競馬に向かってくれることを祈ります。鞍上は、浜中騎手に先約があったため吉田隼人騎手に変更になっています。

　とはいえ、前走でしっかり力のあるところを見せて勝っているだけに、しっかりとゲートインまで行ければ今回も好走してくれるでしょうから、とにかくそこまで無事に言ってくれるかどうか…でしょう。