ファッションの窓口

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Pierrot(ピエロ)は、
ホームページが大胆で、大画面で見やすくなっています。

　どの服が売りポイントかを押さえた小気味のいいスライドショーで観たものをくぎ付けにします。
　ヤングアダルトのかっこよさと世界に通ずる可愛さを余すところなく表現したスタイルです。
　モデルの自然な笑顔や仕草にムクツケキ男も心を開いてしまいます。

　私的には、天使の肌触りカシミヤタッチニット(青色ー写真)がフェミニン性をうまく表現していると感じています。他にもスキッパーシャツや2丈畦ニットトップス など、見ていて飽きないパーツが勢ぞろいしています。
　
　他と違うのは、スタッフブログでコーディネートの解説をしている点です。
　どの色のトップスとボトムスを組み合わせればよいかなど実践的に書いていて面白いし、何故そうするのかがよくわかるようになっています。
　「イエロープリーツスカート×カラーパンプスでオトナ女子コーデ」というのがあって、こういうのは男目線が注がれる対象となるでしょう。キモイかな。
　
　「ピンクスカートはブラックの小物で甘さ抑えめコーデ」
　「絶妙なゆるさがこなれ感のある畦ニットはカラースカートに合わせて今季っぽく。グレー×ピンクは甘すぎず、大人のカラー合わせに。パンプスとチェーンバックを合わせることで、女性らしさをさらに格上げします。」こんな表現、実際に見ないとできないじゃないか。素晴らしい。

titivate(ティティベイト)は、
モデルが外国人です。

昔はモデルが外人女性ばかりでしたが、こういうのを見ると昔を思い出しますね。
今は、韓国人のが多いので「外国人」というのがおかしな感じです。

ただ、何か白人だと感情移入がしにくく、体型の決定的な違いもあってどこで着るのかなぁ、という感想をもつのです。

いっぱいディスプレイしているなかで私の注目を引いたのは、レイヤードドレスだけです。
しかも、後ろ姿のS字に興味があるので、それが目を止めたわけで。

honeys(ハニーズ) は全体としておとなしいホームページになっています。
ピックアップアイテムとして、淡い色のトレンチコートやテーラージャケットなどを紹介しています。
私的に注目しているのは、ベルト付きワンピース。
腰の部分が強調されて女性らしいラインが出せるからです。
もう春の装いとなっています。

　これまで見てきた日本の通販サイトに共通するのは、「かわいい」が底流にあり、外国ものに比較してセクシーを強調しないという女性目線にあります。肉食女子系の通販サイトはありません。
　特に、韓国系の通販サイトはモデル女性がマネキンのように細く現実離れ、ヨーロッパ系のものはモデル女性が無表情で感情移入できないところがあります。
　日本のサイトは日常性と「普通」を重視して、近しい存在としてモデルが現れているのです。
　その意味でこのHoneysのサイトは、純日本的と言えます。

NETSTAR(ネットスター)は、楽天内の通販です。

　攻めが弱い画像ですが、一つ一つ眺めると凄く深い内容の画像もあります。
　このプリーツ切り替えニットは、チュールもあしらってあり「上品さ」を醸し出しています。
　これくらいの服装をいつでも着こなせる女性なら、男の目線をくぎ付けにします。
　気ばらない生き方を表現しているようで、天衣無縫な女性を想像します。
　チュールはその想像を助けています。
　いよいよ春物の色と雰囲気がただよっています。



　

　

FASHIONWALKER(ファッションウォーカー)は、この時期ということもあって参加各ブランドの値下げを強調しています。

「キュートかつフェミニン」という二兎を追うことで他社との差別化を図ろうとして、颯爽としたモデルを起用しています。
　私的には、ブーケフラワースカートのひらひらしたのが好きで、男の永遠の夢を表現しています。
　トップはボディーコンシャスなニットでボトムがふんわり系というのは馬鹿な男好みを知っている、賢い女性が使う装いの技です。
　男としては清楚を感じ、近づきたいのに神々しいので触れない高みにあるのが、このブーケフラワースカートのコーディネイトでしょう。

　

KOBE LETTUCE(コウベ　レタス)は、
パステルカラーで攻めています。

横顔が松嶋菜々子似の大人気ブロガーのNorikoさんとのコラボの宣伝が目立ちます。
しゅっとしたモデルで神戸らしさや落ち着きを感じさせる内容です。

この通販は、神戸らしく靴との相性がいいセンスとなっています。もちろん靴そのものも販売してはいますが。

私的には、フィットアンドフレアボタンデザインニットワンピースのワインレッドが美しいと思っています。

RyuRyu(リュリュ)は、
小綺麗な20代から30代ぐらいをターゲットにしているのかなと勝手に思っています。

　最近は「見せレース」が大人可愛いとされています。
　下着を見せることで、注目度をアップしようという狙いがあるようです。
　それが週間ランキングトップになっているのはRyuRyuだけですから、これは最先端流行と言っても過言ではありません。
　下着を見せるのはダラシナイことだと思うのは変なおじさんだけで、くだけた雰囲気が女性の魅力をアップするというのに気付いたころには、取り返しがつかないほど人は年取っているということです。
　これは媚びではなく、さりげなさに「美」を発見したようなものです。
　大胆かつ繊細。これが芸術の見せ方の真骨頂でしょう。おじさんにはそう見えるのですが、いかがでしょうか。こういう「見せレース」を見ると目を細めてしまいます。

BELLE MAISON(ベルメゾン)は、
これも通販の老舗です。

雪が降る中での撮影か、CGか。
ともあれ、この冬は裏起毛とか裏フリースが流行っています。
あったかいのに案外安いのが一番買いやすいパターンです。
卒業式、入学式のフォーマルスタイルも各通販がしのぎを削る時期になっています。
でも、それらに大きな差を認める部分がないので、安いかどうかだけが決めてになってくるのです。
「鐘紡」という大資本が姿を変えた形なので、資本の歴史的総過程がわかるページです。

　OIOI(マルイ)は、
　東京ではずっと前から雑貨、服飾で大きな店を構えており、全国にも進出しています。
　それでも、この通販に人気があるのは、服飾の内容と女性と男性の心をよく知っているところにあるのです。
　人気No.１で、再再販決定された「ヴィンテージサテンプリーツワンピース」。
　これは、スリットも深くてサテンでキラキラしているため、女性も着るのに勇気が要ります。
　それでも、少し勇気をもってTPOに合わせると、女性が輝きをもつと思うのです。
　そのあたりが、人気の秘密です。そうそう着ることができるTPOがあるとは思いませんが、1着はもっておきたいと思う何かがあるのです。
　
　現在は、冬物セールで90%OFFという大胆値下げ。




　
　
　

MAGASEEK(マガシーク)は、
ヤングアダルトな感じです。

　ファッションテイストで探せるところが違います。
　そのテイストというのが男目線ではわかりづらいのですが、仮に「フェミニン」をクリックすると、最も出品数が多い「アクシーズファム」ブランドが上位に出てきます。さらにその中でワンピースの項をクリックすると、20代が好むようなワンピースの一覧がモデル付きで表示されます。
　ちょっとおとなしいラインナップとの印象を受ますが、これはこの層をターゲットにしていると思われます。
　この中で、私的には、アシメヘムドレス の黄色がいいと思います。
　前止めの大きいリボンが可愛いく、若々しさを強調できるところが、いい感じです。
　今の時点で20%オフなので、かなり求めやすい値段となっております。
　写真のモデルは色々なポーズを決めていますが、これはゾックっとします。現代風「見返り美人」乱れ髪版と言ってもいいでしょう。