News!


第55回 NHK障害福祉賞 最優秀賞 

を受賞しました!



後日、冊子になり希望される方には郵送も可能🙆‍♀️

また、ネットでも読めるようになるのでまたお知らせさせていただきます✨




JcomさんのTVオンエア見ました!と

フォロワーさまから色々連絡をいただきましたアップ

本当にありがとうございますニコニコ

Youtubeでも視聴可能になったようなので

よろしかったらご覧ください↓パソコン

https://jinzukan.myjcom.jp/yokohama/post/3481

 

 

 

3月16日まで、あと3日。

判決の日が近づき、心がざわつきを増す。

障害のある息子の母の私は、

できることなら避けて通りたい、

でも知らずにはいられない事件。

 

この事件に対して私の想いを、

ブログに書こうと思っては2度断念している。


 

今回は3度目の正直、になった。

 

 

その経緯は…


 

まずは1度目。

植松被告が衆議院議長への手紙を

テレビで見たときテレビ

 

事件を知った当初、

植松被告に対して怒りしかなかった私が、

手紙に書かれたその内容を読んで、

10年前の光景がフラッシュバックし

思い出さないよう閉じ込めていた記憶が

鮮明に蘇った。

 

 

その記憶とは、

 

10年前、息子の将来の住居として

数か所の入所施設を見学した記憶。

 

ショックなことが色々あった。

 

一日の中で連続した5時間もの間、

何もすることがなく鍵がかけられた部屋で
ただただ過ごすこと、

 

月に一回1時間だけしか外出がなく、

その1時間はただ車に乗るだけで

途中で降りることなく帰ってくること、

 

中でも衝撃だったのが食事の時間。

ごはん、おかず、汁物、薬を一つのどんぶり

に混ぜ、流し込むように食べさせていた。

「こだわりゆえ」の食べ方ではなく、

効率よく早く食事をすませる手段と聞き

ショックで胸がえぐられる思いだった。

 

以来、

入所施設の見学から足が遠のいてしまった。

 

 

〝まだ先のことだから〟

〝きっと未来は状況もかわっている〟

 

 

そう無理に思うことで、

見たこと自体を忘れようとした。

 

 

が、植松被告の手紙の言葉で、

アノ景色がフラッシュバックする。

 

 

植松被告から衆議院議長への手紙の一部を抜粋↓

 

障害者は人間としてではなく、 動物として生活を過ごしております。 車イスに一生縛られている気の毒な利用者も 多く存在し、保護者が絶縁状態にあることも 珍しくありません。

 

 

 

動物として生活

 

 

この言葉が3Dのように目に飛び込み、

全てを混ぜたアノどんぶりの

食事光景がフラッシュバックした。

 

 

でも、

まだ書く勇気が持てなかった…

 

 

 

2度目は、

1月に共同通信の取材を受け、その記事が

2月25日の産経新聞に掲載されたとき。

 

取材を受けるにあたり、

私なりに考えをまとめようと

色々な記事を見るなかで、

津久井やまゆり園を利用していた車イスの方

が多い日だと12時間拘束されていたと

NHKのドキュメント番組がオンエアされた。

 

それをふまえて、令和元年12月16日

神奈川県知事定例会見で、

共同会に問題があったといっているわけでは

なく検証したいとしたうえで、黒岩知事は

 

「利用者のための福祉と思っていた。利用者

目線にたった障害福祉であることが大事。

一見似ているようだが違う。

障害者のためにといって、危険な目に

あったらいけないから縛っておくとか、

出ていったら危ないから利用者のため

に部屋に閉じ込めておく、

としていたかもしれないが、

縛り付けられる人の目にたって、

部屋に閉じ込められる人の目にたって、と

いうところに十分に思いが及んでいなかった

のではと私自身をふくめて思っている。

他の施設でもそういうことが行われたこと

があると思う。今もあると思う。

考え方を変えて皆で出直そうと思う。

事件の背景、なぜ起きたのか、共同会の支援

の在り方、について検証する。

新しい福祉のありかたを皆で議論して流れを

つくっていきたい。」

そう話された。


 

私は思い出した。

 

 

見学時に知った、

 

鍵がかけられた部屋に

ただ5時間いる利用者さんたち、

 

月に1度しか外に出られず、出ても車に

乗っているだけの利用者さんたち。

 

 

 

黒岩知事の言葉は本当に有難く、

ぜひ検証を!ぜひ新しい福祉のあり方を!

と希求し書こうと思ったが

まだ文字を打つ強い心が持てなかった。

 

 

 

今回は3度目。

 

やはり書こう!と思うできごとがキラキラ

 

それはつい先日、

ラジオ日本の「横浜ユーポスラジオ」さん

からオファーをいただき収録した、その中で

弘樹社長がおっしゃった言葉だった。

 

 

 

番組では、

息子が最重度知的障害と告知を受け

ドクターから

「知的に最重度なため話せるようになること

やトイレの自立も難しい。

障害は病気ではないから治らない。」

と言われた。

 

〝一生しゃべれない〟

〝一生オムツ〟

〝治らない〟

 

という、あまりに辛い言葉付きの告知を

受けた時のことや、

 

幼少期から小6までは、パニックや自傷で

たいへんだったこと、

 

でもドライブをすれば落ち着き、自家用車の

中だけは周りの目を気にすることなく母子で

リラックスして過ごせ、

車は第二の我が家だったこと、

 

中学部で自己肯定感を持てるものに出会い、

それによって落ち着き出し一筋の光が見えた

高校1年の時、私が乳がんになったこと、

 

癌=死という絶望の気持ちになり、

抗がん剤の副作用で、歩くのが儘ならなく

なった私の手をひき、前を歩くようになり

(詳しくはこちら☆

罹患したことで息子の成長を感じたこと、

 

乳がんになったことで出会えたフラのこと、

 

そのフラが私を180度変えてくれたこと、

などを話した。

 

 

そして、自身が書いたPiNK誌(こちら☆

のエピソードを話した。

 

それは…

“大好きなDVDを見ている息子の傍らで、

私は小声で歌いながらフラの練習を。

すると息子はいつのまにかDVDより

私の踊りに注目し、ニコニコの笑顔。

未だしゃべれない息子だが、

その笑顔は雄弁にこう語っていた。

「ママ自身の喜びは、

ボクの幸せでもあるんだよ」と”

 

と、フラを始めてから気づいた

息子の幸せについてお話しした。

 

その話しを聞いて

弘樹社長はこうおっしゃった。

 

「息子さんはお母さんの悲しい顔や辛い顔

 も見ててきていると思う。

 そんなお母さんの顔を見て

〝ママごめんね、僕のせいで〟と

 きっと思っていたと思う。

それが、フラダンスという幸せを見つけて、

ママが心から楽しそうにしてる笑顔を見て、

〝ママ良かったね!〟と

 本当に嬉しかったのでは!

 もしかしたら〝ママごめんね〟という

 気持ちから、

 息子さんは解放されたのかもしれない」

 

 

ハッとした。

 

そして、

グッと涙があふれた。

 

 

 

息子の気持ちを

代弁してくださった弘樹社長。

 

目を真っ赤にしながら、

想いをこめられながら、

そうおっしゃってくださった。

 

 

 

きっとそうだ。

息子は言葉にできないだけで、

様々な想いがあり、心豊かな青年だ。

 

 

息子のその手は、私を歩かせ

 

息子のその笑顔は、

私に幸せは何かを教えてくれた。

 

言葉をもたない彼だからこそ、

人の心を注意深く感じようとし、

ゆえに自分の心を出すことに

臆病になっているのかもしれない。

 

 

強烈な要求を、

わずかな視線に出したり

 

溢れる喜びを、

微かな笑みに託しているのかもしれない。

 

 

 

 

植松被告は、障害者は心失者と呼んでいる。

 

心を失う

 

人としてこんなに辛いことがあるだろうか。

 

 

心を失っているようにみえるかもしれないが、

うまく表出できないだけで

障害のある子は、とても心豊かな人たち。

 

 

彼らが心を失わないよう

心を出すことをあきらめないよう

親亡き後も人間としての尊厳が保たれるよう

その環境づくりをしなければならない!

 

その想いを強く持てたラジオ日本での出逢いキラキラ

 

 

きっかけをつくってくださった、

神奈川新聞の安希子さん、

共同通信の菜月さん、

番組プロデューサーの可文さん、

そして、

横浜ユーポスの弘樹社長に

心を込めて溢れる感謝をキラキラMahalo nui loa.虹

 

 

 

↑のオンエアは、

ラジオ日本AM1422kHz 「横浜ユーポスラジオ」

4/20(日付的には21日)0時~

リアルタイム以外でもラジコで試聴可

http://radiko.jp/

 

 

 

神奈川新聞 記事↓

https://www.kanaloco.jp/article/entry-229238.html

 

 

 

産経新聞 記事↓

https://www.sankei.com/region/news/200225/rgn2002250015-n1.html

 

 

 

詳細はホームページをお願い

障害者支援者のためのフラダンス

「ジュンコ・フラサークル」

https://junkofula.jimdofree.com/





インスタ 

https://instagram.com/kobajun.jk


Twitter

https://twitter.com/kobajun42151832



 

 

最後までお読みいただき有難うございます☆ 

ランキングに参加しているので、応援ポチ↓2カ所して

いただけたら嬉しいデス❤

 

にほんブログ村 病気ブログ がん 初回治療~経過観察へ
 

 

また、広告下の“いいね”ポチもぜひ~♪