筑波山の麓に、
登窯を持っている知人がいる。
ご主人が陶芸家で、
知人である奥さんの人柄の良さもあり、
多くの人が集まって来ていた。 👥👥
数年前にご主人が亡くなり、
知人が、娘さんと登窯を守っている。
薪置き場を借りている地主さんから、
明け渡しを言い渡され、
登窯の知人を頼った。
薪を置かせてもらうことを快諾してくれた。
以前はそれ程の付き合いはなかったが、
これを機に、
何回か工房を訪ねるようになった。
チェーンソーを使える人がいなくなり、
夫にお鉢が回ってきた。
誰も掛けられなかったという工房のチェーンソーを、
夫が楽々掛けて、木を切って処理した。
夫は、
山の景色を眺めながら、
一人チェーンソーの作業をこなしたが、
本人は至って満足していた。
知人も夫を好ましく思ってくれたようで、
3人でのお喋りも弾んだ。
「またいつでも来てね。」
との言葉に送られて、夕方に工房を後にした。
いい所に薪を置かせてもらえそうで、良かったな。
夫も気に入ってくれたようだ。
薪つながりで、友人がまた増えたようだ。
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