2022年の紅白歌合戦、見ました?
実は、私、2014年から日本に住み始めて以来、紅白歌合戦を始めから最後まで見たのは初めてなんです。
今年は、紅白歌合戦を見たかった理由がありました。
私、娘、旦那様の全員で、Aimer(エメ)さんが「残響散歌」を生で歌うのを見たかったんです!
竈門炭治郎が「Aimerさん、全集中で頑張って下さい」と言ってから「残響散歌」が始まって、宇随天元が「ここからは、ド派手に行くぜ!」で紙吹雪の中をAimerさんが熱唱。
素晴らしかったですぅ~、Aimerさん!
旦那様は、「時代遅れのRock'n'Roll Band」と「THE LAST ROCKSTARS」が見たかったそうです。 旦那様も、「紅白を最初から見たのなんて、何年ぶりかなぁ?」なんて言っていました。
我が家では、久しぶりの紅白を結構楽しんだのですが、年が明けて、ネットのニュースを見ると「紅白 惨敗」なんて記事がありました。
惨敗って、視聴率が低かったってことみたいだけど、1月5日(木)付けの「デイリー新潮」のページによると、以下のように記載されていました。
大晦日に放送された「第73回NHK紅白歌合戦」の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯:以下同)は、第1部(19:20~20:55)が31・2%、第2部(21:00~23:45)が35・3%だった。史上ワーストだった前回2021年の34・3%(第2部)よりもマシだったが、わずか1ポイント増のワースト2位に終わった。瞬間最高視聴率も2年連続で40%の大台に届かなかった。何が低視聴率の原因だったのか――。
視聴率が40%に届かなかったから惨敗?
では、他局で40%を超えた番組があったのでしょうか?
私も紅白歌合戦について検索してみたんだけど、紅白は1951年に始まっていて、今日に至るまでずっと続いています。 凄いですよ、これ。
紅白の最高視聴率は81.4%で、1963年の記録です。
この最高視聴率81.4%と比較して、惨敗なんて言っているなら、21世紀の紅白は気の毒ですよねぇ。
だって、紅白が始まった頃の時代って、テレビが日本国民の数少ない娯楽だったんでしょう?そりゃ、みんな紅白を見るでしょう。
21世紀になって、日本人の娯楽は多種多様になっているのに、テレビが主要な娯楽の時代と比較する方がおかしいと思います。
2022年の大みそかの他局のテレビ番組で、紅白の最低レベルの視聴率30%台に肩を並べる番組があったのかしら?
もしあったのなら、紅白の負けなんでしょうけど、惨敗って言い過ぎですよ!
それと、多様な音楽のカテゴリーから、話題のアーティストが出演する音楽祭と考えたなら、紅白以外に、そのようなアーティスト達が多数出演する企画が他にあるのでしょうか?
個人的に、紅白に言いたい事があるとすれば、白組が勝つとか、紅組が勝つとかの競争は不要だと思います。
私は、熱心な紅白の支援者ではないけれど、紅白は質の高いアーティストたちの音楽祭と解釈しています!
世間の評価は別として、紅白は、日本最高レベルの音楽祭として続いて欲しいですね!