先日新聞の投稿記事66歳女性の「父と弁当持参の通院」に注
目した、88歳の父親が病気治療のため市立病院に通院、3ヵ
月に1回送迎し、一緒に昼食を食べるエピソードが書かれてい
た。
毎回午前中検査を正午ごろに終えると午後の診察までの時間、
病院の駐車場に止めた車の中で持参した弁当を食べる、父の好
物の鶏のから揚げ、卵焼き、きんぴらごぼうに柿、一口食べる
たびに「うまいなあ、最高だな」と言ってくれ満足感が伝わっ
てくる。
うまいという言葉は父との距離を縮めてくれる、この1年弁当
持参の病院通いは父と接する貴重な時間で年老いていく父を守
っていきたい、そんな娘さんの優しい気持ちと親子で弁当を食
べてる光景が目に浮かび、なぜか朝からほっこりする気持ちに
なった。