この広い世界中に
数限りない人々の存在がある
そして 私もその中の一人…
道路脇に続く街路樹の 生い茂る葉の一枚みたいに
風に揺すられ散ったとしても
風景には何の影響も及ぼさず
変わらぬ時が流れてゆくだろう
けれど この広い世界で
沢山の人々が犇めき暮らしている中で
木々の葉の一枚にすぎないような
何の変哲もない命ではあるけれど
確かにそれは個として存在し 息づいている
一枚の葉の集まりが 一本の木を彩り
その木々が集まって森となり
森が集まり山々を形作る
でも… 遠く眺める山々の中に
たった一枚の葉の存在を見る事は出来ない…
同じように この地球に一つ一つの命は同化している
全てが唯一無二の異なる個の存在でありながら
まるで磁力みたいに心は引き合い
互いに支え合い 協力し合い寄り添って
そしてそれが一つの集合体となり
やがては村や町になり 国になり世界となり
地球そのものになる
宇宙（そら）から地球を見た時に
小さな命は見えずとも
私達の命は地球に溶け込み同化して
確かに地球の中で息づいている
何の変哲もなく 何一つ特別な事もなく
この広い世界の 点にも満たないこの場所で
ひっそり生きる命だけれど
地球の中で 一つ一つの命は
あまりにも小さすぎて見えないけれど
全ては 細胞のように息づいて
一つ一つが意味を持ち 繋がり合い支え合って
地球を形作っている
どの命も皆 大切な大切な
この地球（ほし）を生かす 掛け替えのない命…
読んで下さって有難うございます。
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こんにちは物理的に集えるのに、どうしてこころ重なるのこんなに難しいのだろう？いっもいっも素敵で強くて何より優しいポエムありがとうございます。ケルカンより
ケルカンさん、こんばんわ。😄 いつも暖かいコメントをありがとうございます。😊
戦争だの侵略だのが、地球上で起きている事実…。😥 どんな命もみんな掛け替えのない地球の一部なのだと、私なりの抗いです。どうか早く平和が戻りますように…。