さっそく総評
座席が広い大型機が運航されている便を選んだので、4本のフライト(成田~北京、北京~シンガポール、シンガポール~北京、北京~成田)は全て快適でした。ウェルカムシャンパンも出るし、機内食も美味しいし、これで一人7.8万円でいいの?という感じでした。大満足です。
成田~北京(A330-300)★★★★★
フライト1本目はCA926便 成田(15:15)/北京(18:20)。この路線は単通路機のA320も運航されていますが、個人モニターも付いていない狭いタイプのビジネスクラスになるため、わざわざワイドボディ機のA330で運行されている便を選びました(エア・チャイナは遅延も多いため、北京の乗り換え時間を長く確保する理由もあります)。
A330のビジネスクラスの座席配置は2-2-2で、5列で計30席。窓4つ分のシートピッチがあるので、大人でも広々、子供にとっては広すぎるスペースです。個人モニターはまあまあ大きめですが、映画のセレクションと日本語吹き替え(字幕)は限られています。それでも話題の最新映画は日本語吹き替えで押さえられているので、飛行時間が短いフライトでは十分です。
あまり評判が良くない機内食ですが、全然そんなことはなく、たった3時間半くらいのフライトなのに豪華な前菜から始まり、スープ、メイン、デザートと量も味も満足な内容でした。
北京~シンガポール(A330-300) ★★★★
シンガポール~北京(B787-900)★★★★★
3本目のフライトは、CA970 シンガポール(00:15)/北京(05:50)。ビジネスクラス専用のチェックインラウンジで優雅にチェックイン&出国をして、SATS Premier Lounge (SATSプレミアラウンジ)でシャワーを浴びてから、万全な状態でナイトフライトに臨みました。もともとの機材はA330だったのですが、機材変更でB787になりました。ラッキー!
北京~成田(A330-300)★★★★★
最後の4本目のフライトは、CA925 北京(09:25)/成田(13:55)。北京空港の3時間半のトランジットは、再びエア・チャイナのファーストクラスラウンジで優雅に過ごしました。シンガポール空港を出る前にシャワーを浴びたばかりですが、北京のラウンジで朝シャワーを浴びて、しゃっきりして帰国に備えます。成田行きの飛行機はお馴染みのA330。朝シャンパンから始まり、映画を見ながら機内食を食べ、たまにフルフラットで横になったり、CAさんにお勧めのお茶を入れてもらったりと、充実の3時間半でした。
ビジネスクラスのフライト4回+地上サービスで一人7.8万円は安すぎる!
JAL/ANAの日系航空会社のビジネスクラスで家族旅行をするのはさすがに難しいですが、エコノミークラスとあまり変わらない金額の激安のエア・チャイナのビジネスクラスなら選択肢に入ります。待ち時間の無い専用チェックインカウンタ、各空港でのラウンジ利用(食事、シャワー等)、ウェルカムシャンパン、コースで出される機内食、ぐっすり寝られるフルフラットシートなど、一人7.8万円と思えないビジネスクラスの旅でした。また利用したいと思います。
①地上編 も是非ご覧ください!