第6話 犯された久美

 翌朝は、いつもと違って3人で食事を摂っていた。
「久美、これからどうするの?」美沙が心配そうに言うと「わからない。謝ってきたら帰るけど…」心細い返事に「仕方ないわね…」あきらめ顔の美沙だ。

 食事を摂ると、政志と美沙は家を出ていくが、残された久美は家事をしていく。
居候の身だから、当然かも知れない。
午前中で洗濯、掃除を済ませて一段落すると「そうだ、政志の部屋も掃除しないと」思いつくと、部屋に入って掃除を始めた。

 布団をたたみ、掃除をしていくと「避妊具がある!」使い捨てたコンドームがあった。
「男だから、仕方ないのかな?」オナニーしていると考え、片づけたが美沙とセックスしているとは思いつかない。

 「ふー。これで、いいわ」綺麗にし終えると「あら、何かしら?」引き出しから何かが出ている。
久美は気になるのか、引き出しを開けると「そんな~!」悲鳴に近い声をあげて体を震わせた。

 「そんな事ないわ。絶対に…」体を震わせながら、なおも調べるとファイルがある。
そのファイルを開くと「嘘よ、こんなの嘘よ!」美沙の全裸写真が納められていた。
なおも見ていくと「性器まで剃って!」剥き出しの淫裂も撮られており「政志がこんな事していただなんて…」信じられず「帰ってから聞かないと…」ファイルと写真を戻して部屋から出た。

 そんな事とは知らず「ただいま!」会社回りを終えた政志が帰ってきた。
「政志、話があるの…」
「話は着替えてからして!」自分の部屋に入った。
それを追って久美も入り「母さんのヌード撮ったでしょう?」いきなり言った。

 「姉さん、あれ見たんだね?」顔を強ばらせながら、スーツを脱いでいく。
「見たわ。母さんの性器まで撮って、どういうつもりよ!」政志を罵りだす。
久美はなおも言い続けるが(こうなったら、姉さんの口封じをしないと…)政志は思案しながら、ズボン、シャツと脱いだ。

 「政志、聞いているの。何か言いなさいよ!」
「何も言わないよ。その代わり…」脱いだネクタイで、久美の両手を後ろ手にして縛った。
「やめなさい。何やっているかわかっているの?」

 「わかっている。だから、姉さんの口封じをするんだ!」履いていたスカートを脱がし出す。
「やめて。そんな事やめなさい!」抵抗したくても、手を縛られて、されるがままだ。

 政志はスカートを足首から抜くと、パンティも掴んで引き下げ「いや~!」恥ずかしい部分が政志に晒され、久美は顔を背けた。
「これが、姉さんのオ○ンコなんだ…」股間を絨毛がびっしりと覆っている。

 「オッパイはどうなの?」シャツを捲り上げ、ブラジャーのホックを外すと、乳房が飛び出た。
「綺麗だ、姉さんのオッパイも!」両手で掴むと吸い付く。
「イヤ、やめて。姉弟なのよ!」首を振って拒むが「姉さんが悪いんだ。知らない振りをしていたら、こんな事しなかったのに…」優しく乳房を揉みながら言う。

 「言わないわ。誰にも言わないから、解いて!」
「信用できないよ。だから。やるよ!」久美に覆い被さり、淫裂に肉竿を押し当てた。
「やめて、入れないで!」叫んでも、狭い膣穴を広げながら肉竿が入り込んだ。
「そんな…。政志に、犯されるなんて…」抵抗も収まり、放心状態になっている。

 それでも政志は肉竿を押し付け、根本まで入れてピストンが始まると「う、う、う!」久美が嗚咽をあげだす。
「姉さん、気持ちいよ。オ○ンコに出させて!」

 「イヤ。そんなのできない。セックスは我慢するから、外に出して!」膣内射精はさせたくない。
「仕方ないな」乳房を握りながら肉竿を動かし続け、限界になると抜いて、久美の絨毛の上に射精した。

 犯された久美は「洗わせて。膣を洗いたいの!」射精されてはいないが、実の弟から犯された痕跡を消したい。
「わかった。洗ってもいいけど、素っ裸だよ」腕を解くと、シャツも捲り上げ、ブラジャーも脱がした。

 「これなら、逃げられないね」久美は乳房と股間を押さえて浴室に向かう。
残された政志は「待てよ。姉さんのヌードも撮っておかないと、まずいかも…」カメラを持って浴室に向かった。

 浴室では、久美が淫裂を洗っていた。
「姉さん、口止めに撮るからね」カメラを構えると「イヤ、写真はイヤ!」両手で乳房と股間を押さえて蹲った。
「撮らせないなら、母さんみたく、オ○ンコ剃っちゃうからね」
「剃らないで。そんな事したら、真一さんに変に思われちゃう…」

 「だったら、ヌードを撮らせて。秘密を守っている間は、誰にも見せないから」
「恥ずかしいわ。ヌードを撮られるなんて!」
「だったら、選んで。パイパンオ○ンコか、ヌード写真かを!」強い口調で言う政志に(ヘアは絶対無理だわ。ヌードなら、何とかなるかも…)思案して「ヌードを撮って。ヘアは剃らない約束よ」写真を選んだ。
「わかった。オ○ンコ洗ってから撮るよ」久美は、また淫裂を洗いだす。

 久美は淫裂を洗い終えると「姉さん、両手を後ろで組んで!」注文が付いて、写真撮りが始まった。
(弟に、ヌードを撮られるなんて…)強ばった顔をして、カメラに収まっていく。
数枚撮ると「行こう!」腕を捕まえられ戻ってきた。

 「ここに座って!」椅子に座らされた。
「まだ撮る気なの。もういいでしょう?」
「だめだね。姉さんのオ○ンコを撮るまではね」
「性器はイヤ。ヌードだけにして!」

 「撮らせないなら、パイパンにしちゃうよ!」
「わかったわよ、撮りなさいよ」恥ずかしさを堪えて足を開き、淫裂を露わにした。
「もっと開いて!」限界まで開くと、絨毛の中からピンクの割れ目が見え(あれが、姉さんのオ○ンコだ!)政志は股間を膨らませながらスイッチを押していく。

 政志は、その後も注文を付けて撮っていくが「もういいでしょう。いっぱい撮ったし」久美は下着を着だした。
だが「姉さん、もう一回やらせて!」その下着を奪い抱き付く。
「やめて、折角洗ったのよ。できたらどうするのよ!」淫裂を押さえて、入れさせない。

 「だったら、着けるよ」肉竿にコンドームを取り付けていくが「姉弟よ。やっては、いけないの!」あくまでも拒むと「イヤでも、やるからね!」久美を抑え四つん這いにした。
「やめて、これはイヤ。やっていいから、普通でして!」叫んでも、両手で腰を押さえられ淫裂に押し込まれた。

 「あ、あ、あ~」声をあげ、髪の毛を振り乱すが、肉竿は根本まで入って動き出す。
「ダメ、動かさないで!」乳房を揺らせながら、喘いでいると、淫裂の中も反応し(弟に犯されているのに、濡れていくなんて…)心地よく動く肉竿に、久美もいつしか快感を感じている。

 やがて、政志の動きが停まった。
「ダメ、出さないで!」慌てる久美だが「着けているよ。安心して」腰を押さえて密着したままだ。
政志は全てを出しきってから肉竿を抜いたが、コンドームの先端には白い精液が溜まっている。

 「もういいでしょう。姉さんを犯して、気持ちいいの?」自棄気味に言うと「勿論、気持ちいいさ。またやりたい…」乳房を掴み、吸い出す。
「やめて、もうダメ!」頭を退かせ、乳房にブラジャーを押し当て、ホックを留め「まあ、仕方ないか…」政志も諦めたのか、服を着だし、久美も脱がされた服を着て元通りになった。

 服を着込むと、久美も冷静になっている。
「政志、お茶を飲みながら、話そう…」2人は部屋から出て居間に入った。
久美はお茶お入れてから「どうして、母さんのヌードを撮ったの?」尋ねる。
「決まっているよ。オナニー用だよ」

 「母さんよ、あんたの母親なのよ。オナニーはないでしょう?」
「でも、母さんのヌードを見てると、気持ちいいんだ…」
「もっと、若い子にしなさいよ。アイドルのヌードで出すのが普通よ」

 「俺、異常かな。姉さんのヌードでも出せるよ。試そうか?」
「試さなくていい!」久美は慌てるが(男って、母性に弱いと言うから普通かしら。異常なのは真一さんかしら?)思いめぐらす久美だ。

 2人は、その後も話したが「姉さんは、どうして家出したんだ?」政志が核心を突くと「夫婦の問題だからよ」顔を赤くして言う。
「本当の事を言ってよ。僕だって、母さんとの事を言ったんだから!」
「誰にも言わないと約束できる?」
「約束するよ」

 「それなら言うけど、真一さん、変な趣味があるの。私を縛って脱がしていくの。そして…」恥ずかしいのか顔が赤らんでいる。
それを聞いている政志は「それって、普通だよ。男にはそんな趣味があるんだよ」言い放つ。

 「それじゃ、政志も、その気があるの?」
「ああ、やりたいよ。姉さんがその気ならだけど」
「イヤよ。私は絶対やらないからね。それより、セックスした事はいわないで!」
「わかっている。姉さんの、ヌード撮った事もね」政志は笑顔になっていた。