【フライト記録】スターフライヤー HND-KIX SFJ21便 A320-214 2021年冬

はじめに

コロナ禍で国内旅行すら制限される2021年。国内線フライトをこそこそ楽しんでいます。日本国内のネットワークは、メジャー系のJAL、ANAがほとんどです。一方で、国内には、航空会社がたくさんあり、ローカルネットワークを形成しています。

今回はスターフライヤーにスポットをあててみようと思います。北九州空港をハブ空港とする航空会社ですが、北九州空港とは関係ない路線も多数就航しています。2022年現在、羽田ー関西、宇部、福岡、北九州、中部ー福岡便を運航しています。こうやって見ると、羽田空港の方がハブ空港に見えますね。

福岡空港に着陸しようとするスターフライヤー機

2021年のスターフライヤーSFJ21便(ANA3821便)羽田発関西空港行きの搭乗記録です。

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羽田空港第1ターミナルから出発(空港サービス・機材)

2020年10月から、羽田空港を出発するスターフライヤー便(国内線)は、全て第1ターミナル南ウイングから出発します(第2ターミナルが国際線も対応することになり、搭乗ゲートが不足したことに伴う)。

スターフライヤー運行便はANAが共同運航として名を連ねています。ANAが共同運航する他社運航便(国内線)は全て第2ターミナルから出発するので、少しややこしいですね。

スターフライヤー運航便(羽田発)のANA発券時の注意点
・第1ターミナル南ウイングから出発
・保安検査場は、南ウイングの一番奥にある保安検査場Aを利用する必要がある
(保安検査場Aはスターフライヤー運航便専用)
・ANAのスキップサービスは利用できる
・ANAのラウンジサービスが利用できない
・ANAの優先搭乗は利用可能
・ANAの預け入れ荷物優先返却サービスは有効

ANA便なのに第1ターミナルに行く必要があります。慣れていない方(知らない方)だと戸惑うかもしれません。ANA会員特典のラウンジ利用ができないのですが、保安検査場Aを通過後にスターフライヤー便(SFJ)が出発する搭乗口1-3に向かう場合、POWER LOUNGE SOUTHが途中にあります。ゴールドカード以上のクレジットカード提示で利用可能です。

私はANAのSFC会員なので、SFJに搭乗する際はANA側で購入しています。SFJで購入したほうがちょっと安い場合が多いけど、ANAのマイル特典などを考えるとANAの方がメリットが大きいと考えていました。2020年以降は羽田空港のANAラウンジが利用できなくなったので、SFJ側の発券でもいいかなと思ってます。

第2ターミナル時代、スターフライヤー便は沖止め(バス搭乗)になることが多かったですが、第1ターミナルに移行後はターミナル直結のことが多いです。少し楽になりましたね(ただし、搭乗口はターミナルの南端なので歩く必要があります)。

8時45分の出発予定です。SFJは7GあるいはMQと表記されることがあります。エアバスのA320-214です。SFJはこの機体に統一されていて、整備費の軽減を図っています。

漆黒の塗装がかっこいいSFJの機体ですが、内装も漆黒です。座席は黒革のシートで、SFJの就航当初から変わっていません。通常のシートより高級感がありますが、清掃が簡便になるメリットもあるそうです。

国内線なのに、就航当初から全席液晶モニターを採用しています。前後のピッチも広く設定されていて90cm以上あり、JALやANA便より余裕をもって座れます。

USB用の充電ポートやコンセントが、前席の座席下に用意されています。

さていよいよ離陸です。個人的に、スターフライヤーマンの安全説明がめっちゃかっこよくて好きです。声もなんとなく印象深くて、フィットしてます。おすすめ?です。

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離陸から関西空港へ(機内サービス)

SFJの機内サービスは、少しお得感があります。

特にホットコーヒーですね。以前からタリーズコーヒーを提供していますが、チョコレートをつけてくれます。なんとなくチョコレート欲しさにコーヒーを頼んでしまうことも。

羽田空港から関西空港まで1時間20分くらいです。離陸してから着陸するまでだと1時間程度なのですが、羽田空港の出発は混雑しているので離陸に20分くらいはかかります。コロナ禍でもこんな状態ですから、混雑してくるともっとかかるかもしれませんね。

この日の関西空港着陸は、南からのアプローチだったので早めに到着。関西空港着陸は淡路島から大阪湾を回ってきたからのアプローチになることが多く、その場合は10~15分くらい余計に時間がかかります。

関西空港のゲート前の雄姿です。天気もよくて、漆黒の機体が映えますね。

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まとめ

2021年に搭乗したSFJの記録でした。私は関西在住なので、伊丹空港だけでなく関西空港を利用することもあります。伊丹空港は早朝深夜に就航制限があるので、時間を有効利用したい場合は関西空港の便がおすすめになります。

関西空港を利用する場合、羽田行きはJAL便より圧倒的にANA系の便数が多いので、ANA系の便を選択しがちです。

ANA便の中でも、SFJ運航便を優先することが多いですね。理由は①関西空港早朝発や羽田空港最終便はSFJであること、②SFJ便だとモニターがあり席が広いこと、③チョコレートがいただけること、などです。そのために、あえて伊丹ではなく関西を利用することもあります。特に関西発だと(ANA発券の場合)ANAラウンジも利用できるので、デメリットはほとんどありません。

逆にANA便を優先的に選択するのは、ANAのアップグレードポイントが余っていて、プレミアムクラスへのアップグレードが狙えそうなときや、羽田発早朝便や関西発最終便に乗るときぐらいですね。かなりSFJを愛用させていただいています。

注意点として、SFJ羽田発着は第1ターミナルであること、ANAの「ライフソリューションサービス」によるステイタス獲得に際してはプレミアムポイントの対象外(たとえANA便名発券としても)などがあります。搭乗・修行に際してはご注意ください。

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