冬瓜が旬です。

 

沖縄に住んでいた時は、アメリカのジャイアント・パンプキンを思い起こす巨大な冬瓜がロコファームにゴロゴロ並んでいましたが、放っておくと大きくなりやすい野菜なんでしょうか。

 

私がいつも手に入れるのは大きくても両手の間に収まるくらい。95%が水分ですから、重たいのを選びます。

 

 

 

これで120円、安いです。

 

 

冬瓜は今採れる野菜の中でも抜群な栄養素の宝庫!

ゴーヤーが終わり、ブロッコリーが出てくるまでのシーズン、率先して摂りたい食物です。

 

まずは低カロリーであること、脂肪の蓄積を抑える植物成分サポニンを含んでいるために、体重増加が気になる、体を絞りたい、といった場合には強い味方です。

 

サポニンはフェヌグリークなどの種子にも含まれますが、腸内で糖質と脂肪が合体しないように働き、また免疫細胞を活性化する成分もあるので、今の時期にはぜひたくさん食べたいですね。

ビタミンC保有量はずば抜けて多いわけではありませんが、豊富な野菜は多い順にパプリカ、ブロッコリー、ケール、モロヘイヤ、かぼちゃなど、冬瓜の100g当たりのビタミンCは39㎎でこの次に位置します。

 

ブロッコリーの120㎎の1/3ではありますが、かなり多め。ご存じのようにビタミンCは最強の抗酸化作用があり、コラーゲンの合成に欠かせない栄養素でもあります。

 

 

 

いつもは大根で作るムーング豆のダールカリー。

今は旬の冬瓜で美味しい。

 

 

冬瓜の豊富な繊維質は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の比率が2:1に近い、理想的なバランスです。

水分を吸収して便の量を増やす不溶性食物繊維には、腸運動を促す作用があり、水溶性食物繊維は腸内の老廃物や毒素の排出に関わるので、便通をスムーズにする効果が期待できます。

 

食物繊維が腸の健康に良いことは知られていますが、大腸がんや乳がん、糖尿病、心臓病、肥満などのリスクを減らすことが分かっており、脳卒中の予防に役立つことも多くの研究で明らかにされています。

 

どのようにして脳を守るのかは、実ははっきりしたことはまだ分かっていません。

 

ですが食物繊維にはコレステロール値と血糖値をコントロールする働きがあるのは分かっていて、脳血管内に形成されるプラークの量を減らすのに役立つ。

 

そして食物繊維が豊富な食事には血圧を下げたり、脳出血のリスクを下げる、など様々な効果があることは確かなので、積極的に取り入れましょう。

 

血圧を下げる効果に繋がる、ナトリウム(塩分)を排泄する作用があるカリウムも、冬瓜には豊富に含まれています。

 

カリウムの主な供給源となるのは植物の食物です。ポタシウムという英語名は、植物を燃やして灰にしたものを鍋に入れ、水を加えて沸騰させたのち上澄みに灰汁としてできる白い残留物、ポタシュ(ポット・アッシュ/鍋の灰)からきています。

 

でもこの植物アルカリに含まれるカリウムは水溶性の栄養素であり、煮たり茹でたりといった調理で水に溶けだしてしまうのです。

 

そこで栄養素をしっかり逃がさず摂り美味しく食べるには、スープごといただく煮物や汁物が最高。

 

ということでインドカリーを北と南インド、3種を冬瓜で作るクラスをやりますよ~!

週末とウイークデイクラス、2回を予定しています。

 

クラスの最新情報はこちらからご覧ください。

MOSH

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Peatix

週末クラスです。

 

 

 

 

 

 

 

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