今日は冷たい雨の伊都福岡。気温も沖縄なら真冬のレベルなので、印度の植物たちも屋内に退避させています。

 

去年こちらで発芽し成長しているカリーの木たちは外でまだまだ青い葉を茂らせていますが、沖縄生まれのマザーたちは甘やかし。

エアコンのある部屋に鎮座しています。

 

もうこのまま冬へ突入でしょうか。粕汁や鍋の出番も増えてきたこの頃です。

 

 

 

福岡に来てからよく食べているお餅。

丸餅なので、巾着に入りやすいのもお気に入り。

 

 

さて今日読んだニュース記事から脳が連想リレーをしたのが面白かったので、覚え書きします。

 

2019年にカイロ近郊にあるエジプトのファラオや王族の広大な古代埋葬地で発掘された「クウイ(Khuwy)」と呼ばれるミイラ。

 

このミイラの新しい分析結果で、これまで考えられていたより遥かに古くから高度なミイラ化技術が使われていたことがわかったそうです。

 

記事によると、4000年前の古代エジプト人が高度な埋葬を行っていたとあり、ヨーガの起源は4500年前のインドに発祥したインダス文明と言われていますから、気が遠くなる昔にとてつもない英知が培われていたんですね。

 

 

BUSINESS INSIDER JAPANの記事はこちら

 

 

その高度な技術を用いている防腐処理に使われているのは、多量の樹脂です。

 

彼の皮膚は木の樹液から作られた高価な樹脂を使って保存され、体に樹脂を染み込ませ、上質な麻の衣装で覆われていた。

 

これを読んで脳が連想リレーでヒットしたのがマイケル・クライトン原作のジュラシックパークで、蚊が閉じ込められた琥珀です。

 

琥珀は樹脂の化石ですよね。

 

恐竜の血を吸った蚊、その体内から恐竜のDNAを取り出し、両生類と掛け合わせて再生する。

私はこの発想にぶっ飛びました。

 

友人の一人にマイケル・クライトンは最新科学などの文献からいろいろアイデアを引っ張ってくるからオリジナリティーはない、などとニヒルなことを言われても、そのとき興奮した読書の喜びは覚えています。

 

そうか。樹脂で覆うと、その中のものを保存できるんだ。永久凍土のように。

ジュラシックパークの原作を読んだ時にもものすごく説得されたというか、実現可能なんじゃないかと本気で思ったのですが、そう簡単ではないようで。

 

細胞が酵素を失うとその統合を保持できなくなり、DNA情報は500年ちょっとでその半分が失われてしまうそうです。

150万年経過するとDNA配列が判読不能となり、680万年後には全てが失われる。

 

恐竜は難しいですね。

 

こちらの記事を参考にしました。

 

 

クウイのミイラに戻ると、使用された樹脂は中近東、主にレバノンから輸入された可能性が高い、とあります。

樹脂はエジプトでは香としても使われたようですが、ミイラの防腐処理などの他には、どんな使われ方をしていたんでしょうか。

 

いろいろロマンが広がる記事です。

 

 

 

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