ぬくぬくかめ日和

ヘルマンリクガメの飼育日記を記録していくブログ

【飼育環境改善】リクガメの床材について、改めて考える④~ヒノキの床長期使用レポート~

前回の記事↓

 

kamebiyori.hatenablog.com

 

前回のご紹介した、ヒノキの床材について。

 

 

 

 

ちょうど1年以上経ちましたので、長期使用レポートをやってみようと思います!

というか、もう1年以上経ってるのね!!早い!

 

〜ヒノキの床材のメリット〜

・軽い(扱いやすい、掃除しやすい)

→やはり軽さは重要でした。赤玉土を使用していた時に比べて圧倒的に掃除が楽になりました!総取り替えの時も、捨てる時、新しいのを入れるとき双方で重さは苦になりません。ただ、ヤシガラの軽さには劣ります・・・。

 

・消臭効果(ヒノキのいい匂い〜〜!)

→これがなによりすごい!床材を取り替えた時に本当に癒しのヒノキの香り〜!そして、ボーちゃんのうんちの匂いも、ある程度消臭してくれます。うんちがあるのに気づかない時もあるくらい!!(ほんと衝撃!)すっごいの出てる時は、ちゃんの匂いますがね・・・(笑)消臭効果で言うと、ヒノキが今のところ一番かなと思います。

 

・吸収力

→かなりの水分を吸収してくれます。水皿の周りとか、(ぼーちゃんが溢しまくるから)めっちゃ吸ってくれてる(笑)吸収力は赤玉土にもありましたが、赤玉土以上かなと感じています。そして、この製品は、水分を吸収したらボロボロに細かくなり、底に落ちていきます。表面には水分を吸っていない綺麗な(大きめの)粒だけが残ると言うわけです。細かいといっても、ある程度の大きさはあるので舞うことはありません。実は赤玉土の時の記事では書いていなかったのですが、赤玉土の時は、土が細かくなって粉じんみたいに舞ってしまうことがあり、ぼーちゃんが吸い込むのがどうなのかな・・・?と気になっていたのです・・・。ヒノキは(崩れたとしても)粒は大きく舞わないし、底に沈むし、全く心配しなくなりました。

こんな感じ↓

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・部分取り替え可能

→排泄物で汚れたところは水分を吸ってボボロボに崩れるので、その汚れたところだけをスコップですくって捨てることができます。捨てた分だけ新しいものを継ぎ足すということができるので、コスト削減!経済的な使用が可能です。これは赤玉土も同様ですが、ヤシガラの時にはやり辛い方法でした。

 

〜デメリット〜

・リクガメ(爬虫類)の床材としての販売ではない

→この商品はうさぎなどの小動物(哺乳類)のためのペット専用トイレ砂として販売されています。爬虫類の床材としての使用は考えられていないので、使用にあたっては完全に自己責任となります。こんなに推してる内容を書いておいて申し訳ないんですが・・・(汗) ただ、今のとろこぼーちゃんはすごく元気に大きく育っています。今後、床材に関連して何かトラブルがありましたらいち早くご報告いたします。

 

・安いわけではない

→価格帯を比べると、

赤玉土<ヒノキ<ヤシガラ と並びます。上記でご紹介したように、部分取り替えを行えばコスト的には許容できる範囲かと思いますが、高頻度で総取り替えを行うとかなりの出費になりそうです。今のところ、毎日のお世話で部分取り替え、大体月1回のペースで総取り替えを行なっています。

 

・湿度管理

→湿度管理については、ご質問も頂いていたので詳しくまとめた記事を出そうと思っていますが、取り急ぎご報告を。私も購入時、ヒノキの床材の湿度(保湿能力?)を調べたのですが、まあ情報がなく・・・。そりゃそうだ!そもそも床材用ではないのだし・・・。ヒノキ自体には調湿性があるということは分かったけれども、トイレ砂用に加工されているものだし、それを期待してもいいのかどうかは「ハテナ?」というところでした。

実際に使ってみての感想は・・・。「あんまり保湿してくれなさそう・・・?かな?」というのも、現在湿度計が壊れていて正確な湿度が測れないので、加湿器で調湿しているのです(汗)ぼーちゃんも成体になって数年経つし、ヘルマンリクガメなので湿度管理もそこまで気を使わなくなってきたというのが実情です・・・。

 

湿度管理をシビアにしなくてはならない種のリクガメさんの場合には向いていない床材かと思います。

 

保湿しようと霧吹きしても、結局ヒノキが吸っちゃって崩れちゃうのかなと思うと、霧吹きはシェルター(の外壁)のみにするようになりました。このヒノキを床材にすると、霧吹きでの調湿ができないのがデメリットになるかと思います。霧吹きできないって結構デメリットですよね?すごく手軽で一般的な加湿方法だし・・・。餌あげるときに、ついでにシュッシュッシュッシュ!!!!!て・・・。

崩れた部分の保湿力がどのくらいあるのかが気になる点です。実際、秋頃までは崩れた部分は湿った状態でしたので・・・。冬になると流石に崩れた部分も乾燥気味なので加湿器ONしました。

 

しかし!!こんな報告では皆様の参考にならない!!ということで、早速湿度計を新調して、ヒノキの床材の湿度管理についてご報告できればと企んでおります。

 

ではまた次回!!