みなさんは、口答えや言い訳をしてしまうタイプでしょうか。それとも、みっともないので言い訳はしないというタイプでしょうか。

僕は思いっきり口答えや言い訳をしまくるタイプです。自分の手落ちを認めないのは確かに良くないかもしれませんが、「言い訳」自体は悪いものではなく、むしろ使い方によっては原動力になるという話をしようと思います。頭の片隅に置いておくだけでも人生を有利にハックすることができます。

起
なぜ言い訳が原動力となるのか

なぜ言い訳が原動力となるのかという、話をする前になぜ人は言い訳をしてしまうのか、それは少しでも心の重りを外したいと思うからです。楽になりたいと思うからですね。

いくつか実体験をベースに語りたいと思います。

受験シーズンに私立の学校で先に合格し、公立の学校の受験をするのを避けようとするとき。「自分は私立受かっているし、受験勉強ももう嫌だ」と言い訳をしてしまうことがあります。これは言い訳が『諦める原動力』になってしまっている場合です。

もう一つ、高いブランドの服だけどもう着ない、でも捨てることもできずに部屋を圧迫している。そんな時に弟が猛烈に欲しがっていたら「仕方ない、欲しがっているし、あげるか」と手放す踏ん切りがつきます。これは言い訳が『一歩踏み出す原動力』となっています。

何となく感覚が伝わるでしょうか。言い訳をすることで決断を軽くしています。注意しなければいけないことは、言い訳が良くも悪くも決断の後押しをしていることです。

この言い訳の力を良い方向に使ったほうが絶対に有利ですよね、という話です。これができれば自分の人生攻略(ライフハック)に一歩近づきます。

承
言い訳をポジティブな場合にだけするクセをつける

基本的な考えとしてベースとなる思考をポジティブ思考にしましょう。それが一番シンプルです。ネガティブ思考の人は言い訳もネガティブになるのが自然のことなので、普段からポジティブに思考することが大切です。ポジティブ思考の人が幸せになれるというのは様々な理由から裏付けされていることが、今回の「言い訳」の観点のアプローチからも論理が通りますね。

しかしながら、僕は生粋のネガティブ思考の持ち主、ぶっちゃけ常にポジティブは無理です。僕自身はネガティブ思考自体を悪いとは思いません。危機管理能力・油断をしない・物事を批判的に見ることの冷静さ、思慮深さなどは良い面だと思います。

ネガティブ思考がぬぐえない人は、無理しなくて良いですが、そのままだと言い訳がネガティブな原動力となる可能性が高いです。自分の言い訳を冷静に分析して楽をするだけに走っていないか確認しましょう。言い訳を諦めるきっかけに使うのではなく、継続するきっかけに使うように心がけるだけでも効果があります。

僕はこのブログの更新を続けている理由のある意味言い訳をしているから継続できています。今ではある多くの方にご覧いただけるようになったこのブログも芽が出るまでは年単位で時間がかかりました。

一歩間違えれば「どれだけ時間をかけても成果が出ないから損切りだ」とブログや発信を諦める言い訳をしてしまっていたかもしれません。

「これまで多くの時間を投下してきたから」「投稿し続ければ、何かのきっかけでバズるから」「アウトプットすることでインプットした学びが身につくから」といくつもの理由づけ・言い訳をしたおかげで、これまでブログを続けることができているのです。

転
継続できないのは悪い言い訳をしてしまうから

みなさんは、読書・筋トレ・朝活・ダイエットなど継続しようとして断念したことはありませんか。思い返してみると継続しないきっかけとしてあったのは「意思の弱さ」ではないでしょうか。この意志の弱さというのも「言い訳」の一種ですよね。

習慣化など実行するハードルを下げることも重要ですが、習慣化するまでの期間もそうですし、習慣化して慣れてハードルを下げたとしてもやはり「言い訳」の誘惑は多少あります。

「今日は疲れたから」「今日は時間がないから」「明日やるから」なんてその場のちょっとした言い訳が最終的には継続できないことに繋がりますよね。

この言い訳を今の僕なら「今日は疲れたけど今日やらないと余計疲れる」「時間が詰まっている方が時間を貴重に使える」「先延ばしするなんて気持ち悪いから今やる」と今やるべき言い訳に変換して原動力になるように考えますね。

習慣化は時間を要するのと結局習慣化して継続中も様々な誘惑があるわけなので、僕は『言い訳の力』を活用することが有効だと思っています。習慣化するまでの期間から使え、習慣化してからも掛け合わせで継続する効果が倍増します。言い訳の力は諸刃の剣ですが、上手く活用できれば行動を起こす原動力となり燃料になります。

言い訳したくなる気持ちはわかりますが、ネガティブな言い訳を言う替わりにポジティブな言い訳に替えるべきです。みなさん心の奥底では本当は何をした方が良いのかわかっているはずです。でも誘惑や言い訳に逃げてしまう。言い訳して心を軽くするのは悪くはありませんが、ポジティブな行動を起こす言い訳をしましょう。

結
言い訳は最強の原動力

これまでの記事で、言い訳のパワーを理解されましたでしょうか。ヤバイですよね。考えてみると自分に言い訳して、ネガティブなものだと諦める決断・辞める決断をした方が多いと思います。それだけ言い訳のパワーが強大ということです。

良くも悪くも決断というのは大きなエネルギーを消耗します。言い訳をすることで、大きなエネルギーが必要な決断にも踏み切ることができるということです。例を出すと、経営者は自分で決断することもありますが、誰か信頼できるパートナーの声を聞いて「よし、やろう」と決断するのもどこかで(この人が言うなら)という一種の言い訳に近いものがあるはずです。

言い訳は、取り扱い注意の諸刃の剣ですが、ポジティブな用途にだけ使うようにしていけば、ネガティブに作用するようになります。ポジティブに言い訳することで、ネガティブな言い訳の封じ手にもなります。

言い訳は何かを断念するときに使いがちですが、言い訳の心を軽くする・決断を促すパワーに目を向けるべきです。断念ではなく、継続もしくは挑戦の原動力として良い言い訳をすることで、精神的な負担を少なくして行動を起こすきっかけになります。

「言い訳するのは悪い」なんてことはありません。それはネガティブな悪循環の過程の言い訳の場合です。「しょうがない、いっちょやりますか!」くらいのノリでポジティブに自分に言い訳をして何事も取り組んでみましょう。

みなさんが楽しみにしているので、これからもブログの記事を更新していかすかね!
#すみません、調子乗りました
#助けてください

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