うちのグループの中で無線を使った営業をしているのはワンコイン八尾のみである。ワンコ八尾のある場所は八尾市の外れ(柏原市に近い)で、地域住民の足となるバスやタクシーが不足している。無線営業は利益追求でなく、地域貢献の意味合いが強い



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今年からワンコ八尾の無線配車業務を外部委託(電脳交通)に切り替えた。結果、配車時間が短縮され、内勤者の手間がなくなった。顧客満足度も下がっていないと聞いている。業務効率化の成功事例と捉えている。無線配車にはお金と労力が費やされる。


都市部において、無線配車からアプリ配車へのシフトが進んでいるのは当然の結果と考える。無線の需要が残るのは、高齢者が多くタクシーの少ない田舎(郡部)だけである。かつて何千台あった大手無線グループのタクシーが激減していると聞いた。


もう大阪においては無線グループ(協組)など不要ではないか。タクシー会社から会費を取ったり、カード手数料をピンハネしたお金を貯めて、仕事に関係ない旅行等で浪費している。それなら、乗務員や内勤者に還元した方が百倍有益だと思う。


昨日は知り合いのタクシー会社社長と会食した。そこの会社は昔から大手無線グループに所属していて、その社長も無線グループの活動に労力を割いている。迎車料金を取らない、特定のアプリ以外は使用できない等の制約まであるそうだ。


「そんなグループに所属して会社にメリットがあるの?」と私は聞いたが、明確な回答はなかった。無線グループ(協組)を牛耳っているのは、業界の大御所連中である。「どうせなら大御所に取り入ってタクシー車両を安く譲ってもらったら」とけしかけておいた。


これからのタクシー会社の経営者は古い習慣を疑い、自分の頭で考えないと生き残れない。


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