2022年8月10日水曜日

食わず嫌いの Philips TDA1543A USB DAC

昔の話だが、最初にCD用のDACを作ったのはバーブラウンPCM1702x8の
EVM-1702だった。この頃、知り合いに話を聞いたり雑誌のDACの記事を
読んだ。当時の評価として当然PCM1702は良い音がすると書かれていたし、
PCM1702を作ったのでTDA1543系は全く興味が無かった(今でも無い)。

当時は別のDACを作ろうと思い、PCM61辺りを買ったが挫折もした。
今と違い安価でプリント基板を自作できなかったので仕方がないだろう。
当時、プリント基板を簡単に作れていれればTDA1543系も作ったかも
しれないが・・・。

まあ、今でもTDA1543系は興味が無いのだが、音も聞かずに食わず嫌いと
言うのはなんなので基板を作ってみた。

I2SのTDA1543を買えば良かったのだが、ビットシフト基板も作ったし
安いAliexpressのTDA1543Aを買ってしまった。

とりあえずIV変換はデーターシートの回路を通り。DIPのちょっと高めの
オペアンプは断捨離で処分してしまったので、とりあえずTL071を付けた。
単電源DACの為、出力カップリングコンデンサが必要なのはマイナス要因
だろう。音?、出ましたよ。

TDA1543Aの罠はビットシフトが右詰16bitでなく右詰24bitにする事だ。
(PCM1704用の回路で動作する。)

THS4631があるはずなので後日交換する予定。抵抗IVも可能みたいだが、
どうも興味がわかない。

0 件のコメント:

コメントを投稿