日本三大山城 三大なんとかが好きな民族です(日本人だけ?) 

大和高取城、備中松山城、美濃岩村城

比高が一番高いのは高取城で390m。

標高は721mの岩村城が一番高い。

備中松山城は現存建造物がある山で一番高い。

歩いて登ると一番しんどいのが高取城。どこから歩くかが問題ですが。

 

そしてどの城も同等に素晴らしい。

 

大和・高取城 上弦の弐です。ちがった、 その弐です。

因みに、上弦の弐は「童磨」ですが、私はアニメでしか知りませんので、まだお目にはかかってはおりません。

 

二ノ丸(上段)虎口である十三間多門を打ち破り二ノ丸(上段)へ突入したとこからの続きです。

 

かつて二ノ丸には「十三間多門」と「西江角櫓」、北西には「火之見櫓」、南西に「客人櫓」、南側中央に「御風呂屋」、そして中央に「二の丸御殿」が建っていました(画像なし)

現在は休憩所として東屋があるのみです。

 

突破した十三間多門を振り返る。

 

 

十三間多門を突破し正面に見えるは太鼓櫓(左側)・新櫓(右側)の石垣です。その壱で申し上げた如く、昭和47年に修復されたので、苔もなく綺麗な石垣となっています。太鼓櫓と新櫓は双方二重二階で、土塀で連結されていました。この先が本丸となり、ここで天守の防衛を果たし馬出の形式をしていたようです。

 

太鼓櫓の横から本丸方向へ。何気に食違ってる。

 

 

十五間多門跡 虎口両側の石垣を渡る十五間の多門櫓を装備していたと。

 

※ 「多門」→「多聞」とも書く。語源は松永弾正さまの・・・壱で言うたからもうええか。

 

 

十五間多門左側の石垣からは豪快にモミジの木が。

 

 

馬出曲輪へ侵入。え~と、wikiでは北側が新櫓、南側が太鼓櫓となってるんですけどはてなマーク

この画像では右方向が北側ですねん。はぁ!?

 

南側に設けられたもう1つの虎口。内枡形を形成してます。この先を左に下りて行けば七つ井戸へと至る。

 

七つ井戸方向から見る虎口。二ノ丸に敵が進入して来たら、馬出内に待機している城兵が左右両方の虎口から飛び出しビックリさすという戦法を執る。

 

新櫓台。

 

 

どこのか忘れた雁木。たぶん二ノ丸北側。

 

 

太鼓櫓・新櫓の奥(東)には遂に本丸の石垣が見えて来ます。デーン!と構えてるのは木です。

ちゃいます木の向こうです。天守台石垣デス。木がめっちゃジャマなんですがお許しください。御神木なんです。

 

御神木の裏に隠れていた城址碑。

 

 

打込み接ぎで隅部の算木積みも見事に決まってます。

 

 

天守台は反りはなく、一直線に積み上げられてます。美し過ぎるラブラブ 

 

※ 反りのある石垣「寺勾配」。直線的な石垣「宮勾配」ともいう。

 

 

本丸西面の石垣。

 

 

本丸西面の隅。奥の出張ってるのが天守台。

 

 

本丸虎口は北面に設けられてます。

 

 

天守台の北面。段差が付いているのは付櫓台です。そして熊の後ろ姿。

 

 

少し引いて。

 

 

本丸虎口。

 

 

本丸虎口に猪突猛進ビックリマーク

 

 

おーっ! いきなり左右に分かれてるではないかビックリマーク

 

 

おーっ! 礎石ではないかビックリマーク 排水溝までこさえられておる。芸が細かいビックリマーク

 

 

おーっ! 右は行き止りではないかビックリマーク 枯葉に埋もれ一晩寝たくなる。いやムリ。

 

 

おーっ! 左折すればまた左右に分かれておるビックリマーク

 

 

おーっ! 右はまた右に曲がっておるビックリマーク

 

 

隠し門かと思ったが、付櫓への入口かな。

 

 

左折すればいよいよ本丸に突入です。

 

 

本丸虎口を振り返る。奥に見えるは天守台。

 

 

本丸へ突入するまで本丸上でワイワイギャーギャーと騒ぐ声。うはぁえらい騒がしいなと思いながら本丸へ突入すると、遠足であろうか中学生足軽達(先生足軽大将も)が、ちょうど入れ違いで帰って行った。にやり 山城に静粛が戻る。

 

その参へ続いてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 


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