2022年10月31日(日)熊野シーカヤックマラソン
世界遺産の熊野古道をはじめ、山と海が入り組んだ自然豊かな土地。
三重県熊野市新鹿(アタシカ)海岸にて熊野シーカヤックマラソンが行われました。
7月からサーフスキーに乗り始めて3ヵ月、自分の実力を試す機会にと参加を決意しました。
15km サーフスキー部門でエントリーしました。本当は3kmとかでよかったのですが…。
サーフスキー部門はそれしかありませんでした。
結果は無念のリタイア💦
コースは湾を出て沖のブイを回って帰ってくるというコースでしたが、そのブイにすら辿りつけずリタイア。
湾内は穏やかな海面状況でしたが、沖のウネリは1〜2mほどあり、また綺麗なウネリというよりは複雑に跳ね返りが絡むような状況でした。
地元の人は「今日は凪だねー」とのことで、全くもって実力不足でした💦
湾を出てすぐに沈してしまう状況のなか、再乗艇→ちょっと漕いで→沈。
これを約15回以上。
流石に4kmを超えたあたりから体力がガクンと落ち、再乗艇も辛くなってきました。
5kmほどでもう先頭集団が折り返してくる状況の中、自分はウネリとの葛藤…。
なんとか折り返しまで行きたいと必死に漕いで沈を繰り返していましたが、再乗艇の力がなくなってしまい最後は近くの大会運営の漁船にリタイアを宣言してカヤックごと回収されました。
ある程度のウネリなら練習はしてましたが、全く歯が立ちませんでした💦
悔しい💦
他のサーフスキーの方々はそのウネリを利用してダウンウインドを楽しんでおられました‼️
自分もいつかはそんな楽しみ方ができるくらいになりたいと感じました。
沖のウネリがある状況で一人で練習するのはかなり危険です。それは改めて思い、一人ならば湾をでて沈した時にすぐに引き返す状況ですが、レースは回収ができるため行けるとこまで行きたいし、何かコツを掴みたいと思いました。
波の方向に対してパドルやラダーを上手く微調整しながら漕いでいくことが大切だと思いました。
普段は平水面では自分の行きたい所に行きたい時にラダーを切ったり、パドルでコントロールして進めますが、ウネリの状況下では波が主役。それに上手く合わせて漕がないといつものパドリングをさせてもらえなくなります。
無理に行きたい方向だけを意識していつもの平水面のように力を入れて漕ぐと途端に破綻して沈してしまいます。
経験が必要だと感じました。
残念ながら全く漕げずに終わってしまいましたが、とてもいい経験をさせていただきました。
多くのパドラーに会うこともできました。
大会の雰囲気も味わうこともできました。
太平洋を漕ぐことも初‼️
外洋も初‼️
すごいウネリも初‼️
リタイアも初💦
初めて尽くしでした。
来年は中級パドラーくらいになってまたどこかのレースに参加してみたいと思います。
長いカヤックの保管に困ってませんか?
これならばカーポートに吊るせます❗️
雨や風、直射日光からカヤックを守り場所も取りません。
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