like me
毎晩のように
浅い眠りの中
がなり立てて来やがる
ねちっこい
過去の記憶を突っぱねて
明けない夜
を蹴り上げる
今日も
継ぎ接ぎだらけ
車検なんか切れっ放しの
おんぼろな身体で
下らない言葉
腹から捻りだし
書き散らしながら
まるで過剰生産
煙突から公害噴火
このどうでもいい
頓珍漢な世界のなかを
大手を振って
問答無用で
歩いていくのさ
俺はろくでなし
等の昔に分かってる
脳足りんなのも
重々承知
お前なんかいらんは
有難い褒め言葉
例え隅っこでも
端でもいいじゃないか
お天道様は
誰でも温めてくれる
いちいち
挫けてる暇なんか
ありゃしないぜ
どぎつい一発
喰らっても
何食わぬ顔して
鼻唄混じりに踏み進む
前進あるのみ
繰り返す日々は
繰り返す為だけに
あるんじゃない
今、この場所に
相も変わらず
ちっぽけでびびりな
己があるのみ
そこからが
いつもスタートだ
全心で打ち込め
それだけを固く誓うんだ
※like me
(ライク ミー)…自分らしく。