みんな日本で育ったら

新学期の前にはきちんと新しいノートと筆記用具を揃えたものだよね?

そして

筆記用具には、もちろん

普通に書いたものを消せる消しゴムと

普通にちゃんと描ける鉛筆やシャープペンを用意するよねえ!?

 

アメリカではそれに微妙に大きな差があるんだ。。。

まず、ちゃんと消せる消しゴム、っていう定義が違うんだろうか。真顔

一般に広まっている消しゴムは

消すとノートが汚れるレベル。笑い泣き

 

そして

学校で小学生が使う鉛筆は品質最低の安物。

その安物鉛筆の頭についてる安物消しゴムを使ってる子供達が大半。

 

あ、

みんな鉛筆なんてみんな同じなんじゃない?って思った?

それが日本では常識だからねえ。

ここの一般に広まっている鉛筆は

芯がさー

ちゃんと真ん中じゃないものもかなりの確率であるんだって。真顔

芯が真ん中でないと削ると木の部分が邪魔でちゃんと書けない。

そして芯の質も悪くてちゃんと色が黒くでない。

そんな鉛筆がたくさん出回っている。

子供の頃からそんな低品質のもので勉強しているから

大人になって大学に入っても

 

学生達の使っている筆記用具には経済大国のアメリカなのになあとびっくりする。

学生達の多くは

日本では見たことないような最低品質のシャープペンを使っているんだけど

6本袋に入って百円、的な。真顔

それも書くたびに、キーキーって感じで不快感があるやつ。

そして残りの半分は、その超最低品質の芯が真ん中にない鉛筆を使ってて。。。

 

教室についている鉛筆削りは

これまた最低品質の鉛筆削りで綺麗に削られない。。。

 

そして残りの学生は

使い捨ての安物ボールペンを使用して勉強しているんだよ。。。。。。

そんな学生は数学の試験にボールペンを使ってる真顔

 

数学はさ

頭の筋肉を鍛えることが大切な学問だから

つまりたくさん解いて脳の筋肉をつけなくてはいけないから

筆記用具って大切なのに。

 

いつか日本からたくさんトンボや三菱の鉛筆を買ってきて

学生達に使ってもらいたいと思ってる。。。

これってまるで難民キャンプに鉛筆を贈ろう的な感じだな。

 

あんな筆記用具じゃ

数学を解くたびに、数字を書くたびに楽しくないだろうに。

逆に自分の気に入っているシャープペンで字や数字を書く時っていいよねえ。

 

。。。

これってこのアメリカで広く普及してる低品質筆記用具を使ったことがない日本の人には

わからないことかもしれん。

日本の筆記用具は世界一だからねえ。

「当たり前」と思って、みんな日本の筆記用具で書いていると思うけど

世界では当たり前じゃないんだよ。

 

ちなみにアメリカにもペンテルは進出しているよ。

でもそれほど普及していない。(多分、高いから)

それと勉強のための筆記用具が大切、って観念がないんだと思う。

日本ではなんでも始める前の心構え、っていうけどそもそもそのまず初めの第一歩が

道具を揃えることなのにね。

うわー

日本にいたときはこんなこと考えもしなかったけど

今や儒教の教えとかに意外と影響を受けているんだな、自分。

 

そしてこんな時、

ああ、日本に生まれて本当に幸運だったな、ありがたいなと思うんです。

日本の文化って誇らしいなってね。

 

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