会員の中村光夫さんは、毎日、その日に読んだ新聞記事の気になった点やご自分のその日の行動をメーリングリストに投稿しています。
その名は『廃兵通信』です。
なんと、既に3,000回を大きく超えるまでになっています。
今回、私が目に留めたのはこの冊子、『東京の疱瘡神』『八丈島と疱瘡』です。
中村さんが長年の間、疱瘡神を研究しているのは知っていました。
一度は私の地域の疱瘡神を取材する際にご一緒したこともありますが、各地の疱瘡神を文献だけではなく現地踏査をしてまとめられた貴重な研究です。
この度、東京大学医学図書館へ寄贈されたものがこの写真の冊子です。
中村さんによると、東大医学部のルーツは「神田お玉が池の種痘所」だとのことです。
これを聞いて今回の件を私は納得しました。
以下に、「廃兵通信」をそのまま紹介します。
廃兵通信―3474
今朝も体調イマイチで家にいた・・・。
2004年~2007年にかけて研究した東京の疱瘡神(71か所)の調査結果をまとめた冊子を東京大学医学図書館に寄贈したら丁重な礼状が来た・・・。
<世話人:関川 >