みなさんこんにちは、はじまりビジネスパートナーズの白川淳一です。
6月3日月曜日に以前にご紹介させていただいていましたHACCP導入の困りごとセミナーを
札幌のグランドホテルにて、電話ユーザー協会様、NTT東日本様主催の下開かせていただきました
札幌グランドホテルでの会場の様子と私
通常のHACCPコンサルの方とは異なり、診断士として「経営をする」目線での
どういった困りごとが中小企業にあって、HACCPが進まないのかをご説明させていただきました
その中の話として
①中小企業の人材不足
②行政の縦割り体質
③HACCPコンサル業界の指向性のピンボケ
④中小企業に対する支援政策の不備
を指摘させていただきました。
当日は行政の方もいらっしゃったのですが、「忌憚のない意見」として
ご説明をさせていただきました
HACCPに対して本来は「どんな事業者も」やるようにしなくてはいけないのですが
現在のHACCPコンサルタントに平均的に言えるのは
「外部監査・品管担当者的立場が強すぎて企業へのメリットを説明しきれていない」
という点です。
HACCPはそれそのものを導入しただけでは生産性やリターンとなる代物ではないです
それをどのようにビジネスに変えるから従業員も経営者もやる気になるのか?
それを説かなくては前に進まないでしょう
国の施策もそうです
これだけ国が「やれやれ」と言っていて、中小に対して負担の少ない方法を
自ら考えずに全てを大手のコンサルに入らせているような業者に任せているという点で
だれもやりたい仕組みになっていないといえそうです
後半はNTT東日本様の講演でした
実際にIoT機器を入れて麺の温度や熟成管理をすることで品質の向上につなげ
多くのラーメン店さんから引き合いのある製麺所をめざしている会社の事例でした
つまり、HACCPをやりたいというモチベーションは
「品管一筋」の人が考えるきれいごとだけではだめで
「儲かる」仕組みを作ってあげることがやはり重要だと感じました
そういった意味では中小企業診断士は総合的な見地で
工場の改善や経営の改善の提案ができるのですから
もっとHACCPに対する考え方を深化させてクライアントに取り組んでほしいものです
今後もこういった経営に役立つセミナーを開催してまいりますので
皆様よろしくお願いします!(^^)!
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