こんにちは、心を楽にするコーチの津田政直です。
ネガティブ思考をやめたいあなたに具体的な3つの方法をお伝えします。
私はこの方法でとても心が楽になったのでおすすめしています。
どれも実践するのは簡単だと私は感じているのであなたにもできると思います。
ネガティブ思考の原因
ネガティブ思考の改善法の前にネガティブ思考の原因について解説しておきます。
ネガティブ思考とは心の中にネガティブな記憶や感情が蓄積されているのでそこからネガティブ思考が湧き出てくるのです。
過去にあった嫌だったことや未来に起きるのではないかと恐れている不安などが心の中にあるのでそれがネガティブ思考として出てきます。
ネガティブ思考をやめたい人へ改善法を提案
ではどうすればネガティブ思考は改善するかというと心の中のネガティブな記憶や感情を解放して減らしていけばいいということになります。
これは潜在意識（心の深層部）に働きかける手法として語られることがあります。
つまり自分の心と向き合うことが重要になってきます。
一般的なカウンセリングにそれほど効果がないのは自分の心の奥と向き合わず表層的な部分しか見ないためです。
それに比べてこれから解説する３つの手法は自分の心と深く向き合うので効果が高くなります。
それでは具体的な説明をしていきます。
感情を感じきる
私たちは嫌な感情は感じたくないので見て見ぬふりをしがちです。
心理学的に言うならば嫌な感情を抑圧してしまっているといえます。
しかしこれでは文字通り臭いものに蓋で心の中にネガティブな記憶や感情は留まったままです。
それではどうすればいいのかというと、あえて嫌なネガティブな思考・感情・記憶を感じきるようにします。
今まで避けてきたものと向き合うことなので正直しんどいと思います。
ですがずっと心の中にいつ爆発するかわからない爆弾を抱えてひやひや生活するのと一度爆弾と向き合って辛い思いをしながらも解除してしまうのとどちらがいいのかという選択になります。
私は後者を選び心が楽になりました。
感情を感じきるときのコツはネガティブな思考が湧くとともに体にもどこかに不快感が生じると思います。
私の場合であれば胸やみぞおちに嫌なエネルギーを感じました。
その肉体的不快感に集中して感じきるようにします。
ネガティブ思考（マイナス思考）の改善なのに肉体感覚に集中するとは不思議に思うかもしれませんが、ネガティブな感情は肉体に現れるものなのでまずはそちらを解放することが重要となります。
ネガティブ感情が解放されるとともにネガティブ思考も改善されていきます。
順番としてまず原因は心の中にあったネガティブな感情なのでそれを解放することで結果であるネガティブな思考が減少していくという仕組みです。
ありのままの自分の本音を受け入れる
ありのままの自分を受け入れるのがいいのだという言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、具体的にどうやればいいのかわからないかもしれません。
そこで私なりのありのままの自分を受け入れる方法を解説していきます。
まずなぜネガティブ思考をやめたい人にありのままの自分を受け入れることを改善法として提案するかというと、私たちはありのままの自分を否定してばかりいてそれがネガティブ思考の原因の一つになっているからです。
具体的に説明すると人により考え方や価値観は違いますが思考パターンは同じです。
「〇〇しなきゃいけないのに××してしまった。」
「○○と考えなきゃいけないのに××と思ってしまった。」
このように本来の自己の本音とこうであるべき姿やルールを比べて自己否定して過ごしている人がほとんどなのではないでしょうか。
このようなことをやめて本来の自己の本音を受け入れることがありのままの自分を受け入れることだといえます。
具体的な方法としては「こんなことやっちゃダメだ。」「こんなこと考えちゃダメだ」と自己否定していることに気づいたらまずそれをやめることです。
さらに進めて「そんなことやっちゃってもいいんだよ。」「そんなふうに考えてもいいんだよ。」と自己肯定に切り替えていくことができるとより効果的です。
自分で自分に課したルールを取り下げていくという作業になります。
自分に課したルールが多いほど人の心はきつく縛られ苦しくなっていきます。
自分で課したルールは自分で取り下げるしか方法はありません。
自己を否定する不要なルールを取り下げて自分を解放してあげましょう。
ルールを破ってしまう自分を許してあげることです。
ルールを破っても否定しないということです。
そんな自分でもいいと許してあげるのが重要です。
これで自己否定の重圧から解放されることができます。
そしてありのままの自分を許し受け入れることができるようになります。
ありのままの自分とは自分の本音ということが言えます。
悩みとは本音と建前のギャップが大きくなるほど大きくなります。
本音で生きられるようなることが重要です。
本音で生きるにはまずは本音を押し殺していると気づいたらそれをやめるようにします。
次にその本音を十分に認め受け入れることします。
さらにその本音を肯定してあげてください。
十分に本音を尊重することができるようになったら少しずつ本音を表現してみます。
慣れてきたらどんどん本音を出して最終的にはありのままの自分で生きられるようになります。
自分で自分を満たす
ほとんどの人は自分の心の欠如を埋めるために他人に満たしてもらおうと躍起になっています。
そのせいで他人の言動に一喜一憂して振り回されネガティブ思考になってしまいがちです。
そこで他人に満たしてもらおうと思っていることを自分で満たすということをしていきます。
具体的には他人に求める言葉、こんなことを言ってほしいという言葉を自分で自分に言ってあげます。
どんな言葉を言われたいのかは人それぞれ違うのであなたが自分の心と向き合って見つける必要があります。
よくある例としては「すごい」「えらい」といった称賛の言葉であったり「好きだよ」「愛してるよ」といった受容の言葉であったりすることが多いかと思います。
他人からこんなことを言われたらうれしいなという言葉を自分で言うことで満たすと他人に振り回されなくなり心が穏やかになってきます。
そしてネガティブになっていた心の欠如感が満たされていきネガティブな思考も減っていきます。
ネガティブ思考をやめたい人へさいごに
ネガティブ思考をやめたいあなたに改善法を３ステップで書いてきました。
３つ同時にやってもいいのですがネガティブ思考が強い人はいきなりありのままの自分を受け入れることや自分で自分を満たすということはやりにくいかもしれません。
その場合は感情を感じきるを集中してやってみてください。
そしてネガティブな感情が減ってきてネガティブ思考が減ってきたら残りの二つに挑戦してみると以前よりやりやすいと思います。
順番としてはネガティブな感情を解放する→ネガティブなルールを手放しありのままの自分を許す→ポジティブを心に増やすことで抵抗が少なくスムーズにネガティブからポジティブへと移行できると思います。
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