こんにちは~。

今日もうなるような暑さです。皆様お体のほうは大丈夫ですか。

いつもブログをご覧下さり、誠にありがとうございます☆彡

 

今週の火曜日は私も姉妹・姉も通院はしごでした。

何故だか、毎週毎週通院はしごしています。

 

私は一番要注意の悪性リンパ腫のほうは再再発と維持療法の抗がん剤治療のあと

今は休薬中です。腫瘍マーカーは高くなっていますが、CT検査などでは腫瘍の集積はなく

血の塊や結節程度が見られます。

難病のほうは浮き沈みがあって、依然、通院、投薬中です。

でも、おかげさまで普通に近い生活です。

 

大学病院ではフェイスシールド。暑いので扇子で仰いでいます。
 

姉妹・姉のほうが何やら不穏なものがあって、検査中です。

お姉ちゃんは小さい頃希少疾患である「周期性発熱症候群・PFAPA」と診断され

定期的な高熱と咽頭炎、耳鼻の不調、口内炎、発疹などに悩まされましたが

地元医の素早い処置や投薬、そして私のかかりつけ大学病院小児医療センターの

医師のアドバイスなどで、症状は10歳前に消失していきました。

(8~10歳くらいにはいったん落ち着くケースがほとんどとの定義でした)

 

これは「自己炎症性疾患」と呼ばれるくくりに入り、「炎症体質」のほうは治らないのか疑問です。

以前、論文の中で「小さい頃に自己炎症性疾患だった子供のうち一部は思春期あるいは青年期に

自己炎症性のほかの病態が出てくるケースが報告されている」というものがあって

気になっていました。

 

その不安は今年に入り現実を帯びてきて、お姉ちゃんの

時折高熱を出す。咽頭炎になる。唇や口の中が腫れる。

傷口や巻き爪の化膿したものがなかなか治らない。

といった症状が出てくるにつけ、私はかつて読んだ論文にあった「思春期や青年期に

一部の子は病態が出てくる」という内容に体が硬くなっていく自分を感じていました。

 

今週の月曜日のことです。

朝方、姉妹・姉の容貌があまりにおかしいのに家族がびっくりしたそうです。

元々貧血もあるので、顔色が悪かったり、目の下のクマは出たりしますが

この日は顔、特に目の周りがいつもより腫れ、眼の周囲が青くなってしまっていたのです。

 

何?貧血でここまでなるだろうか。

それを聞いた私はすぐさまかけつけ、次の日に眼科と内科にお姉ちゃんを連れていくことにしたのです。

火曜日の午前中はちょうど、私のかかりつけ大学病院で耳鼻咽喉科の予約が入っており

それが終わってから、お姉ちゃんを迎えに行き、午後から通院はしごとなりました。

 

まず最初行った眼科。初めて行く眼科です。

問診票を見た医師は、視力検査、眼圧検査などを先に行い、

次に眼底写真を撮ったり、ドライアイか否かの簡易検査や眼の動きが正常かなどチェックしました。

 

 

 

結果わかったことは、眼のアレルギーが出ていること(お姉ちゃんはアレルギー体質です)。

目の周りの腫れは断定できないが、アレルギーと炎症体質が関係しているのではないか

ということでした。処方薬はアレルギーの目薬でした。

 

 

 

次に向かったのはいつもお世話になっている地元クリニックです。

お姉ちゃんの状況を聞いた先生は、簡易の血液検査で炎症反応や血液の基礎数値

を診てくれました。炎症反応は少し上がっているけど、そんなに問題ない数字。

若干、貧血があるかな、という感じでした。

 

気になるむくみなどについては、「腎臓関係、甲状腺関係」の数値を入れた採血管を

外注検査に出してくれました。心臓については以前心電図など撮ったり

血液検査項目に入れていたので、こちらは大丈夫です。

 

さらに、医師も心配したのは、去年の夏から皮膚科で治療しているお姉ちゃんの「巻き爪」

がいったん良くなってきたかに見えたのに、また、酷くなってきたこと。

炎症体質のせいか、巻き爪で腫れているところを押すと、「膿」がビュっと出てきて

「もうこれは、爪の切除も視野に入れたほうがいいね。」ということになり

先生は大学病院・皮膚科への紹介状を書いてくれました。

 

クリニックをはしごし、やや疲れたお姉ちゃん。いったんうちで休ませました。

この日のとどめは夕方の私の歯科クリニック通院でした。

 

 

朝から夜まで、忙しかったです。

お姉ちゃんの炎症体質、厄介です。目の周りの異変、むくみ、さらに去年整形外科で

診てもらった膝の痛みや膝を動かすときのおかしな音も、まだ治っていません。

 

その後お姉ちゃんは熱を出したのでうちでずっと休ませながら、投薬管理をしています。

ちなみに私が心配しているのは以下の「希少疾患」です。

もし発病しているとしたら、もっと全体的に体が弱っているといった感じだろうから

違うとは思うのですが(これには地元医も同意見)、今後のためにマークしたいと思います。

以下、難病情報センターさんのページから転載しました。

お時間のある時にご覧頂けたら幸いです。↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

TNF受容体関連周期性症候群(指定難病108)

TNFじゅようたいかんれんしゅうきせいしょうこうぐん

 

1. 「TRAPS」とはどのような病気ですか

腫瘍 壊死 因子(Tumor necrosis factor:TNF)は 炎症 や免疫反応に於いて重要な役割をはたす物質の一つであり、各種細胞の表面にある受容体に結合してその内部に刺激を伝え、病原体や腫瘍から身体を守る働きを担っています。その受容体(1型TNF受容体:TNFR1)をコードする遺伝子(TNFRSF1A)の異常により、周期的に発熱を繰り返す遺伝性の疾患がTRAPS(TNF receptor-associated periodic syndrome)です。発熱に加えて筋痛・関節痛・発疹・目の周りのむくみや結膜炎・腹痛などの発作が認められ、3日から数週間に及ぶ比較的長期間の発作を繰り返すのが特徴です。

2. この病気の患者さんはどのくらいいるのですか

100万出生に1人程度の患者さんがいると思われます。本邦では30数家系の存在が知られています。

3. この病気はどのような人に多いのですか

特定の人に多いということはありません。

4. この病気の原因はわかっているのですか

TRAPSの原因はTNFR1の遺伝的な異常ですが、それが発熱や筋肉痛・腹痛などの 炎症 を引き起こす詳しいメカニズムは解明されていません。
近年考えられている 機序 としては、異常なTNFR1タンパクが正常に折りたたまれずに細胞内に蓄積し、そのストレスによって細胞からIL-1β・IL-6・TNFなど炎症を引き起こす物質が産生されやすくなると考えられています。

5. この病気は遺伝するのですか

常染色体優性遺伝 形式を示す病気です。 常染色体優性遺伝 ではどちらか一方の親から原因遺伝子を受け継いだだけで発病しますので、両親のいずれかがこの病気である場合、その間に生まれた子供が同じ病気を発症する確率は1/2となります。但し、遺伝子 変異 があっても必ず病気になるとは限らず、同じ遺伝子異常を持った兄弟姉妹の間で発病したりしなかったりする場合があります。

6. この病気ではどのような症状がおきますか

発熱・筋痛・関節痛・発疹・目の周りのむくみや結膜炎・腹痛などの炎症発作が認められます。幼児期に発症する例が多いのですが、60歳を超えて発症する例も報告されています。発作の持続期間は1-2週間が多く、発作の周期は平均5-6週間ですが、同じ症例でも一定している訳ではなく、中には発作が持続する症例も存在します。
発熱は最も高頻度に認められる症状であり、殆どの症例で38度を超え、悪寒戦慄を伴う事があります。筋痛は局所性に生じ、発作中に手足の先端に向かって移動する傾向があります。皮膚症状としては筋痛の部位に一致して移動する紅斑(圧迫すると消失する皮膚の発赤)が特徴的ですが、蕁麻疹が認められる事もあります。この他、結膜炎や目の周りのむくみ、腹痛、胸痛を認める場合もあります。
TRAPSの症状は症例により大きく異なり、上記の症状が様々な組み合わせで認められますが、本邦のTRAPS患者には筋痛・結膜炎・目の周りのむくみ・胸痛・腹痛などの症状が少ない事が知られています。

7. この病気にはどのような治療法がありますか

現時点でTRAPSに対する根治療法は存在せず、発作の重症度と頻度を総合的に判断して治療を行う事となります。
発作が軽症で頻度も低い場合は一般的な解熱鎮痛剤のみで対応可能な場合もあります。一般的には、発作の早期に中等量のステロイドホルモンを使用し症状をみながら減量して7-10日間で終了する方法が提示されています。
発作が重症・頻回でステロイドの減量・中止が困難な症例に対しては、抗IL-1製剤(カナキヌマブ、イラリス®)の治療が本邦では認可されています。

8. この病気はどういう経過をたどるのですか

TRAPSの 予後 に関しては不明な点が多く、経過と共に軽症化する症例が存在する一方で次第に増悪する症例もあり、この違いはその症例で認められる遺伝子 変異 によってある程度予想する事が可能です。
長期的に問題となるのはステロイド使用による副作用とアミロイドーシスの合併です。本症の 生命予後 はアミロイドーシス合併の有無により大きく左右され、約15%の患者に合併が認められます。アミロイド沈着は腎臓に最も起こりやすく、患者の多くはネフローゼ症候群を合併し、最終的には腎不全に至ります。

9. この病気は日常生活でどのような注意が必要ですか

特別なケアは存在しませんが、過労やストレスを避ける事が推奨されます。

10.この病気に関する資料・関連リンク

自己 炎症性疾患 サイト
http://aid.kazusa.or.jp/2013/disease/traps

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー転載は以上です。

 

文中でこれが併発したら厄介だなあというものがありました。

「アミロイドーシス」です。

これは異常タンパクが臓器などに沈着し、臓器障害などをひきおこす疾患です。

今のところ、兆候はないようですが、地元クリニックの先生も、

「これが出てくると、厄介ですね」と仰っていました。

 

明日、地元クリニックで外注検査に出した項目の結果を聞きに行きたいと思います。

腎臓、甲状腺関係の疾患の可能性が否定できれば一安心。

皮膚科への紹介状を書いて頂いた大学病院へは、来週行きたいと思います。

 

結局、地元医、大学病院、その他クリニックと、私と同じような通院生活を送ることに

なってしまったお姉ちゃん。遺伝子や体質の遺伝だけは、どうにもならないんだよ~~。

と、私も少し気落ちしそうになりますが、「難病、ガンのベテラン患者」として

ずっとサポートしていきたいと思います。これも私の生きがいですから~^^~!!!

 

それではみなさまも、夏バテなさらないよう、心から祈ります☆彡。

オリンピックでこれ以上感染拡大しないといいですね。

 

美味しいものを頂いて、健康維持したい!。

新型コロナウイルスも、はやく撲滅しますように!

今後も何卒よろしくお願いいたします☆彡

 

今後の励みになります。よろしければクリックお願い致します。

にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ

にほんブログ村

 


悪性リンパ腫ランキング

 

お読み下さりありがとうございます。

 

@私の著書です。

 

 

悪性リンパ腫情報、がん病棟情報が詰まっています。

父(実父)と私の悪性リンパ腫「濾胞性・B型」闘病記録。

悪性リンパ腫や血液ガン闘病に関して

読めば、必ずプラスになると思います。

 

*今でも人気の鬼滅の刃関係