里山レトリバー

ゴールデンレトリバーのコハクとイブキと 大阪北摂の動物・植物など季節の移ろいを記録していきたいです



雪の中を西洋蜜蜂の巣箱を見に行くゴールデンレトリバー。

前日に寒波の対策で巣箱の周りに保温を施した巣箱の様子を見に行きます。

内部に蜂が沢山暮らす巣箱の入り口は雪が溶けて無くなっていますが、全滅した1号室の入り口は雪が積もったままです。

この時の温度を確かめようと温度計を探しましたが、雪で見つかりそうもないのでやめました。

昨年の12月の中旬以降寒い日が続き、最高気温が8度を超える事が少なくなり巣箱を開ける事が出来なくなりました。

 

物理的には開ける事は可能ですが、そこには小さな命が沢山暮らしています。

内部を確認してみたいことも有るのですが、気温が低い時に巣箱の蓋を開けると蜂に犠牲者が出ます。

外は寒いにもかかわらず巣箱の内部の蜂たちが固まって居る場所の温度は35度以上あるそうで、蜂自体は冬眠はしていません。

なので、蓋を開いて冷たい空気が入ると怒って攻撃部隊が飛んできて刺しに来ます。

怒らせるとかなりの数の蜂が外に飛んで出てきますが、気温が低いと単体で体温を維持できずにすぐに飛べなくなってどこかにとまります。

そしてそのまま凍死。

 

私の衣服に止まったり軍手の上に刺しに来ても直ぐに動かなくなるので、少々の用事があっても巣箱は気温が13度を超えるくらいになる日以外は開ける事が出来ません。

巣門(巣箱の出入り口)から自分で出て来た時は寒さで直ぐに引っ込んだり用事を済ませて直ぐに帰宅できる距離までしか行かないけど、蓋を開けて怒らせたときはそれこそ命がけで戦いに来ます。

 

普段はコハクとビスは万が一刺されたら可哀そうなので、出来るだけ巣箱には近づけませんが、今日のように気温が氷点下だと少々では蜂も出てこないので安心です。

 

本当は寒くなった時のために氷砂糖もたくさん用意していましたが、入れるタイミングを逃し少しづつしか入れてません。

スタイロフォームで囲ったのは保温対策ですが、湿気が外へ出ない心配があったので、湿度が上がった時に氷砂糖に湿気を吸収させるつもりでした。

そうすれば蜂の餌にもなります。

そもそも夏場に蜂の数を多く増やせていたら寒さ対策をしなくても冬は越せる事も知っています。

餌も入れる必要も有りません。

それには蜂蜜が十分ならと言う条件が付きます。

 

でも初心者でもあり、溜まっている蜂蜜の量が十分かどうかは判断が難しいです。

寒さに関しても保温しなくても蜂が多ければ大丈夫と言う人が居ますが、これもどれくらい居たら多いのかも今の私でははっきりとは分かりません。

だったら保温して給餌もしておくべきと考えました。

私は他人様や本から仕入れた情報は参考にはしますが、うのみにしてそのまま実行したくはありません。

先ずは自分で検証して翌年からの参考にしようと思っています。

失敗は原因を探して次につながります。

 

今回もスタイロフォームで囲う事で、万が一湿度過多でダメになる群れが出たとしても2号室だけはスタイロフォームで囲う事をしません。

時間的に出来なかったともいえるのですが、それはそれで他と違う巣箱が有っても構わないとも思っています。

囲わなかった2号室と囲った9号室は蜂の数も多く似た感じなので、どちらに良い結果が出るかを春に判断し次の冬の参考にします。

 

 

里山の風景

 

 

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