認知症の介護に役立つ便利情報

アルツハイマー型認知症で要介護5の母の介護をする日々。自分であれこれ試したり知ったりした介護に役立つ便利な情報を書いていきます。必要とする方の参考となれば幸いです。

自宅で介護していると、どうしても部屋の臭いが気になって

部屋の臭い、気になります。
部屋の中にいる時は、鼻が慣れちゃって気になりませんが、外から帰ってきた時に臭うことが。
ただ臭いは数分で慣れてしまい、感じなくなります。
だからといって臭いままにしておくのも何ですが。

 

自宅で介護していると、どうしても部屋の臭いが気になって

 

 

 

臭いの元:トイレの飛び散った尿

トイレの臭い、一番の原因は飛び散った尿だそうです。
以前は、便座に座る直前に我慢の限界が来て失禁したりして、床や壁が尿で汚れたことも。
汚れるたびに床を拭いたり、壁にはビニールを貼り付けたりして対応しました。
それだけでもだいぶ臭いは低減。
今はおむつに失禁することが多くなり、トイレの床も壁も汚れることが少なくなりました。

 

母だけじゃなく私も気をつけなきゃと思って、立ってのおしっこはやめました。
私もひざ立ちションにしてみました。(他にも中腰ションや座りションを試してみましたが、ひざ立ちションがいい感じです)
「座りションみたいな情けないことはしない!」なんて息巻いたりしません。自分でトイレ掃除をするとなると、汚さない工夫は自ずとやるものです(しかたなくですが)。

 

臭いの元:トイレの使用済みおむつ

これは、オムニウッティのバケツでほぼ解決です。

大便失禁時のおむつは臭いますが、その時はおむつの入ったゴミ袋を即座に縛って屋外に一時保管です。

 

臭いの元:衣類

ズボンについた尿の臭いがなかなか取れなくて困ったことが。
粉末洗剤にしたり、液体洗剤にしたり、メーカーを変えたり、漂白剤を入れたり、洗濯の時間を長くしたり。
それでもなかなか臭いは取れません。
あるとき「洗剤は温度が高くなるほど洗浄力が上がる」というのを知り、試しに50℃で洗濯すると、臭いのない綺麗さっぱりな洗い上がりに!

 

我が家の洗濯機は50℃までの給湯温度に耐えられるのですが、衣類によっては40℃以下じゃないとダメな材質のものもあったり。
試行錯誤の結果

 粉末洗剤(安いやつ)に過炭酸ナトリウムを加えて洗濯。洗濯温度は40℃。

としました。

これで臭いはほぼ除去できてます。
オヤジの加齢臭も消えてる、と思います。

 

 

臭いの元:布団カバー、シーツ

布団にはカバーをかけて、洗濯をマメにすることで対応。
防水加工や撥水加工した布団カバーを使えば、布団は汚れずないで済みます。
便利な布団カバーがあるんですね。
母はまだそこまでしなくてもいいかな、っていうところです。

シーツの上には 介護シートを敷いています。
これで万一大量の失禁があっても、介護シートを交換するだけでOK。
シーツをその度洗濯しなくても大丈夫に。

 

自宅で介護していると、どうしても部屋の臭いが気になって

 

それでも臭いが残った時は消臭グッズ

以前、ANAが飛行機の中で使っているという消臭除菌のできるA2Careを使用してみました。
確かに臭いは消えるし、妙な芳香剤の臭いもしないし、いい感じ。

他にもオシャレな除菌消臭剤には、ドーバー パストリーゼ77とかジェームズマーティン フレッシュサニタイザとかあって迷いそうです。

今私が使っているのは、香料無添加ファブリーズ。
だって安いんですもん。これで我が家の場合は問題なく消臭できてます。