この仕事を始めたとき、イメージとしては
確固たるビジョンを持っていて、多勢には流されない
人たちの集合体なのかと思っていた。
しかし、蓋を開けてみたら
長いものには巻かれろ的な思考の方が結構いらっしゃる
見てて危ういな~と思う。
自分を崩さずに適当に合わせる、とか、見習うところがあったら吸収する、とか
そういうスタンスだったら別に何とも思わないが
危険水準まで流されてる人って結構いるんだな
というのが正直な感想。
自分のスタイルでできるという前提があるのに、何故そこまでなぁなぁになれるのか
本人にしてみたら余計なお世話だろうから、遠巻きに見て終わりだけどね。
こんなことを考えていたら、思い出したことがあった。
離婚届を出しに市役所へ行ったときのこと。
籍抜く前に、これが配偶者としての最後の仕事と、元旦那の仕事関連の給与支払報告書と償却資産を出し、それから市民課へ向かった。
番号が点灯して窓口へ行った。
「籍抜く前に旦那の住所変更をして、離婚届を提出したいのですが。」
「同日の手続きは無理です。今日離婚届を出すなら住所変更は本人にしていただいてください。転居届を出すなら、離婚届は後日もう一度来てください。」
え~
時間差じゃダメなんかい
「どちらを優先させますか」
...........
「じゃぁ、離婚届で」
「わかりました。本来、転居届はあなたの仕事じゃありませんよね」と窓口の若い男性。
「はぁ。そうなんですが配偶者としての最後の仕事~と思いましてで、姑さんに子供たちの籍も抜くように言われたので、手続きの仕方を教えてください。」
「姑さん、関係ないですよね」
え~まぁそうですが
「お子さんは、未成年ですか」
「いえ、2人とも成人しています」
「それ、お姑さんに決定権ないですよね」(若干キレ気味)
「ま~そうなんですけどね。でも、もう面倒なので言う通りにしようかと思います」
「そんなの、息子さんたちの意思が最優先じゃないですか」(キレてる)
しかし息子達も旦那の苗字には未練がないということだったので、結果的には苗字を変えることになったわけだが。
その何ヶ月後か、再び市役所の市民課へ足を運ぶ機会があったのだが、あの職員さんはいなかった。
同じフロアの別部署に友人がいるので、聞いてみた。
「離婚届を出したときに、Kさんという方にこんなことを言われてね。随分正義感の強い方だなぁと」
「あ~、有望株なんだよあの人。4月から姉妹都市に出向したよ。帰ってきたら昇格だね~多分」
お~そうなんだ
長いものに巻かれなさそうな人だったもんね。
あの時は、頭をガツンと殴られたような気分になったけど、当時はホントに考えるのが面倒だったんだよね
この後のことなんて想像もしたくなかったわ
でも今、長いものに巻かれない意思って大事なんだと実感してる。
なんでも、距離近すぎは他が見えなくなる危険性があるからね。
適度な距離って大事だね
ポチっていただけると励みになります。
よろしくお願い致します(^-^)。
こちらもよろしくお願いいたします。