ターム2が終了し、ニュージーランドでの留学を終えて、日本に帰国する学生もちらほらではじめました。
 
担当学生の1人が、いち早く日本に帰国することになったので、PCR検査や空港での流れなどをレポートします。
 
 
 
ニュージーランドの出国に際しては、出発72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要です。
また、日本入国時にもその証明に加え、日本独自のフォーマットでの陰性証明も必要。
 
 
まずはPCR検査を受けることが出来るクリニックの検索から。
 
Googleで、[Pre-departure Covid-19 test]と打ち込むと、いくつかのクリニックが出てきました。
 
当日に証明書を発行してくれるクリニックはなくて、検査の翌日以降に証明書を受け取りに行かなくていけません。
 
日本行きの飛行機が、2021年7月現在、毎週木曜日だけなので、月曜、火曜のうちに検査をしなくてはいけないことになります。
 
 
私が見つけたクリニックはここ。
オークランドはNew Marketにあります。
他に、ハミルトン、ニュープリマス、ワンガヌイ、パーマストンノース、ウェリントン、ネルソン、クライストチャーチにもあるようです。
 
ウェブサイトの予約ページから申し込みが可能です。
 
生徒の出発日が7月15日(木)だったので、12日(月)希望で予約しておきました。
ほどなくして予約確認の電話があったのですが、希望の日の月曜は不可で、翌日の13日火曜日の10時で予約が出来ました。
 
 

申し込み時にフライト情報を伝えておいたので、当日持参したのはパスポートのみ。

 

到着後はまず問診票を記入。

 

記入後、レセプションの人がデータを打ち込む作業をしていましたが、その間にも予約や問い合わせの電話が頻繁にかかっていました。

 

その時間は、我々以外は誰も検査に来てなかったので、すぐにドクターに検査をしてもらえました。

 

問診の際に、日本で提出用の書類も渡し、いざ検査。

 

この学生は、以前に学校で行われたPCR検査を経験していて、本人も分かっていたのですが、長い綿棒を鼻に突っ込まれて、かなり痛い様子でした。

 

 

ドクターも受付のスタッフも、誰もマスクをしていないことに笑えました。

 

「だって、彼は熱もないし、咳もしてない。異常は見られないから、大丈夫よ。」とのこと。

 

え~~、そんなアバウトでいいんですか?

 

さすが、市中感染がないニュージーランド。

 

 

 

この日は、これで終了。

 

お支払は、NZ$275.00。結構高い。

 

「コロナで儲けてる人もいるんですね。」とは、生徒の弁。

 

ちなみにこのクリニックは、マラリアや黄熱病など、感染リスクのある国に行く際のワクチン接種のプロ。様々なワクチンに対応しているようでした。

 
 
検査キットは、別の箇所に回すそうで、「だいたい24時間後の予定ですが、受け取りに来る前に一報を」と言われていました。
 
朝の9時半頃に電話をすると、まだ証明は届いてませんでしたが、10時過ぎに「準備出来たので、いつでも取りに来て」とクリニックから電話を頂きました。
 
 
 
クリニックへは、私が受け取りに行きました。本人同行の必要なし。

 

昨日のドクターが書類をチェック。

 

日本版は、その場で記入してもらいました。

 

「間違いがないかチェックして」と言われたので、見たところスタンプの位置が間違えていたので、もう1つ押してもらいました。

 

さあ、これで準備OK!

 

 

 

7月15日(木)帰国日になりました。

 

1年前に比べれば、空港に出入りする人の数は増えましたが、それでも往時に比べると静かなものです。

 

 

ニュージーランド航空のチェックインエリアには、自動チェックイン機があり、通常はそれで行いますが、今回はカウンターでのチェックイン。

 

オリンピックに出場するニュージーランドチームの関係者と思われる方も、チェックインカウンターで並んでいました。オリンピックのロゴマークと、Team New Zealandと書かれたジャージを着て、同じロゴの鞄を持っていたので、きっとそうでしょう。感染に気を付けて、お仕事頑張ってくださいね。

 

 

並んでいる間に、日本入国時の注意が渡されました。

 

 

(表面)

 

(裏面)

image

 

日本に到着するまでに、この質問票をダウンロードして回答をしておく必要があります。

 

到着後でもいいみたいですが、時間がかかるようなので、事前にやっておきましょう。

 

成田空港では、到着後、検査や質問票の確認など、かなり手続きに時間がかかるようですので、スマホの充電器は必ず手元に持っておいたほうがいいですね。電池切れになると悲惨です。Air NZの機内ではUSBで充電が可能です。

 

 

チェックインは、事前検査の陰性証明と日本の証明を見せる以外は、通常通りでした。

スタッフが搭乗券を発券してくれ、タッグを荷物に着けてくれます。

そして、専用カウンターで荷物を預けて、チェックインが完了です。

 

 

その後、出国審査に向かうために空港2階に移動。

 

ご覧の通り人気もなく寂しい限り。

 

 

フードコートではマクドナルドと葉山、それとカフェがオープンしていました。

 
 
飛行機の搭乗人数を制限しているようで、ネット上の席割を見るとかなり空席がありました。
ただ、チェックインには通常時よりも時間がかかるので、並ぶのが嫌な人は早めに空港に行ったほうが良さそうです。
 
 
 
 
以上が、今回のPCR検査から出国までの流れでした。
 

 

 

日本帰国後は、帰国子女入試の最終準備のため、IELTS試験を受けたり、小論文対策の追い込みをする予定のR君。

 

 
「ニュージーランドでの3年間はあっという間でした。まだ帰る実感がわきません」と語っていました。
 
日本での成功を祈っています!
 
頑張って。
 

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