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子供とスキーを楽しみたい!上達のために「やって良かった練習方法」【前編】

2021/02/10
 
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ライターMAY
子育てと仕事の両立に悩んだ末、フリーのママライターに転身。大変・辛いと思っていた日々の育児・家事は、ライター目線で見るとネタの宝庫!?子育ても仕事も自分らしくマイペースで。そんなわがままなライフスタイルを叶えてくれるママライターの日常を記録していきます。

こんにちは。2018年の春にそれまで勤務していた会社を退職し、フリーランスのライターとして開業したMAYです。(より詳細な自己紹介はこちらから

雪が降る地方では、その地域の特性を活かした取り組みということで、スキーやスケートなどの授業があります。我が家が暮らす北海道札幌市でも、冬休み明けからいよいよスキー授業が始まります。今年1年生になった我が家の長男は、初めてのスキー授業にドキドキ。

我が家は関東圏からの移住組ですが(私自身は道産子)、「せっかくなら家族みんなで楽しく滑れたら良いよね」ということで、まずは長男と夫のスキー特訓を開始しました。今回は、我が家が冬休み中に行ったスキーの練習方法をご紹介します。

スキー用具はどこで揃える?

スキーを始めようと思った時、まず必要なのはスキー用具です。観光客などはスキー場のレンタル用品を使う場合が多いと思いますが、札幌っ子は学校の授業で必要なため、スキー用品一式を揃えなければいけません。スキー板やストック、スキー靴の三点セットに加え、スキーカバーやスキー靴用のバッグ、ゴーグル、手袋、帽子など、本当にたくさんの道具を揃える必要があるのです。これら全てを新品で揃えるとなると、かなりの出費になります。

そこで我が家が利用したのはリサイクルショップです。11月頃から近所のリサイクルショップをウロウロ。そして冬休み直前に、まずは長男と私の分のスキーとスキー靴、ストックを購入しました。量販店での新品の価格に比べると、半額以下でした。その後、学校からのお便りでスキーカバーやスキー靴バッグも必要だということがわかり、それらも追加で購入。中古なので見た目は新品にはかないませんが、十分使えるので満足しています。とくに、子供用のスキー用品は、子供の成長と共にすぐに使えなくなるので、多少見た目が悪くても(私としては)OK。

スキーウェアは昨年まで使っていた雪遊び用のジャンバーをそのまま使いまわそうかと思っていましたが、年明けに量販店に行ってみると、大バーゲンでかなりお得な価格で販売されているのを発見し、即購入しました。サイズや柄などの制限はありますが、時期をずらして買い物に行くというのもアリだと感じました。

スキーを購入しても置き場に困るという方は、シーズンレンタルを利用する方法もあります。

キッズ・ジュニアスキー専門店ARU

子供のスキー:小学校1年生で目指したい目標は?

札幌市内の小学校では、ほとんどの場合、小学1~2年生は学校のグラウンドを利用してスキー授業が実施されます。グラウンドに緩やかなスロープを作り、そこをスキーを装着したまま登ったり滑り降りたりするのです。短いスロープなので、滑ると言っても数メートルの距離しかありません。中学年からは近隣のスキー場へ行く場合が多いようです。

長男が通う小学校からは、冬休み前にスキー授業に関するお便りが配られました。そこには、1年生の目標として、「道具を自分で運んだり片づけたりできる」、「雪の上を歩いたり登ったりできる」、そして「ハの字で滑ったり止まったりできる」ことなどが書かれていました。スキー授業と聞くと、滑る技術のことをイメージしてしまいますが、そればかりではないのだということがわかります。

ところで、我が家は関東圏からの移住組。もちろん長男は、今シーズン初めてスキーに挑戦します。しかし、周りの子供たちは、幼稚園の頃からスキーに親しんでいるのだろうか?と少し不安でした。そこで、冬休み前にママ友数名に聞いてみたところ、意外とスキー経験者は少なかったのでホッとしました。中には、シーズン中何度もスキー場へ行っているという強者もいますが。

スキースクールか?親が教えるか?

さて、実際にスキーに挑戦しようと思った時に、親としてどう教えれば良いのだろうか?と悩む方も多いと思います。我が家の場合、私はスキー経験者ではありますが、指導員の資格は持っていません。中途半端な知識で教えると、変な癖がついてしまったり、怪我につながってしまったりするかもしれません。(一般的には、「パラレルで滑れる」程度のレベルであれば、教えられるというのが通説です。)

そこで、まずはスキースクールを検討しました。しかし、スキースクールは高い!!!2~3日間のグループレッスンで、数万円という価格設定がほとんどです。小学1年生の場合、そこまで上手にならなくても良いだろうと思い、今シーズンはスキーの基盤づくりの期間と設定。スキーの着脱や、スキーをつけての「歩く」「登る」などの練習に絞って、親が教えることにしました。

幸い、我が家は大きな公園に囲まれている立地なので、家のすぐ近くでスキーを滑る練習ができます。最初にスキーを履いてちょこっと滑ってみるという練習から始めました。

子供のスキー上達のために「やって良かった練習方法」

私が子供の頃を思い出してみると、スキー授業は「楽しみ」な子と「大嫌い」な子の二極化していたなという印象があります。スキーが嫌いという子は、基本的にみんなスキーがあまり得意ではありませんでした。そこで、我が子にはまず「スキーは楽しい」という気持ちになってもらいたいなと思いました。(なんてったって、スキー授業は小学校6年間に加え、中学や高校まで続く場合もあるのですから。)

我が家のスタンスは、「スキー授業があるからスキーの練習をしなさい」というのではなく、あくまで「滑れても滑れなくてもあなたの自由です。でも、滑れたら楽しいしカッコいいよ!」というアプローチ。その上で、私が子供のスキー上達のために「やって良かったな」と思うことをご紹介します。

「きっと上手になるよ」と言い続けた

誰でも「難しいよ」と言われるとやりたくないですよね。そこで、息子には「きっとできるよ、上手になるよ!」と根拠もなく言い続けました。息子は普段からスポーツ大好きな子なので、そんな私の言葉にまんまと乗せられ、すぐに「やってみる」と言ってくれました。これは、子供の性格にもよるかもしれませんが、どんなに運動音痴な子でも「きっと苦手だろうね」と言われるよりは、「できるよ」と言われた方がやる気になるのでは?と思います。

親も一緒に練習した

我が家では、何をするにも「親も一緒にやってみる」という方針。そこで、私も一緒にスキーを履いて練習に付き合いました。子供にとっては、慣れないスキーを履かせられて、一人でジタバタもがいているよりは、親も同じようにスキーを履いて「足が重たい~」とか「転んじゃった~立ち上がれない~」とか言ってる方が楽しめるかなと思ったからです。練習する場所が、安全かどうかという判断もできます。

また、親がスキーを履いていると、ちょっとしたことでもすぐにお手本を見せられるので、子供も理解しやすいかなと思います。転んだ時起き上がる方法や、スキー靴に雪が付いてしまって取れない時の対処法など、細かいことって、言葉ではなかなか説明が難しいですよね。

短時間の練習を頻繁に

スキーの練習は短時間でもかなり疲れます。私も久しぶりにスキーを履いて山を登ったり滑ったりしましたが、小1時間程度の練習で汗びっしょり。次の日は全身が筋肉痛になるくらいのハードさでした。(日ごろの運動不足のせいなのですが…)

子供は何をしていてもすぐ「疲れた~」と言いますが、スキーに関してはぜひ子供のこの「疲れた~」を信じてあげると良いかなと思います。我が家の場合、一番最初のスキー練習は30分程度で切り上げました。親としてはもう少し頑張ってほしいなと思いますが、それは、別の日にすればよい話。ぐったりするまで練習させてしまうと、次にスキーの練習をしようとなった時、「行きたくない~」と言われてしまうリスクもあります。そうなっては、元も子もありませんよね。

そうは言っても、片道何時間もかけてスキー場に到着したのに、1時間も滑らずに帰るなんて、大人にとっては難しい選択。リフト券を無駄にしたくないという気持ちもあるでしょう。ほとんどの場合、スキー場ではリフトに乗らなければ料金はかからないので、スキー場に行っても、リフト券を買わずに、歩いて登って練習するという方法もあります。また、スキー場まで行かずに、近所でスキーの練習ができるスポットを探してみるというのも一案です。スロープがないと練習できないということはありません。平らな場所でも、スキーの着脱や、歩く練習などはできます。スコップを持って行って、ちょっとしたスロープを作ってしまうという方法も。家の前や近所の公園など、さまざまな場所を探してみることをおすすめします。

滑る以外の練習をたくさん

スキーの練習と言うと、滑る技術を磨く練習をイメージしがちですが、我が家では、まずは「スキーで登る」練習に力を入れました。なぜなら、公園にはリフトがなく、滑るためには同じだけ登らなければいけないからです。結果的に、これが功を奏したようで、息子のスキー操作技術は格段にアップしました。

スキーで坂道を登るには、坂に対して体を横向きにし、エッジ(スキーの端)をしっかりと意識する必要があります。エッジを立てていないと、スキー板がずるずると滑ってしまい、うまく登ることができません。つまり、スキーで登れるようになったということは、エッジの使い方をマスターしたと言っても過言ではないのです。

また、何度も坂を登っているうちに、坂に対してどういうポジションで体を置くと、スキーがどう動く(滑る)のか、ということも体感できます。

他にも、止まった状態から転んで起き上がる練習や、歩く練習などをしました。とくに、転ぶ練習は「転んだ分だけうまくなるよ!」と言って、たくさんやらせました。転ぶのに慣れておけば、滑っている最中に転んでも比較的楽に起き上がれますし、何より「怖くない!」という精神面での自信にもなると思ったからです。

子供のスキー上達のために「やって良かった練習方法」:後編に続く

ここまで、子供のスキー上達のために「やって良かった練習方法」を書きました。我が家の場合、年末から一通りこれらの方法で練習した長男は、すぐに滑れるようになり、年明けには「近所の公園では物足りない」という状況になりました。そこで、後編ではゲレンデデビュー後の「やって良かったこと」について以下のような内容で書く予定です。

  • 子供が疲れない範囲で、とにかくたくさんリフトに乗る
  • ゲレンデデビューでは、ロッジで休憩する楽しみも経験させる
  • Youtubeなどでスキーが上手な子供の姿を見せる
  • 目標を設定する
  • ゲレンデデビューの際に一番気を付けたい安全対策について
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