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「イスラエル」著名なユダヤ人(学者編 〜)

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「ユダヤ人の定義」
著名なユダヤ人を紹介する前に、「ユダヤ人の定義」を紹介しておく。厳密にいえばユダヤ人の定義は、時代やイスラエルの帰還法などによって若干異なるが、基本的に「母親がユダヤ人である」「ユダヤ教徒である」の2つである。ユダヤ教を信仰している者は、たとえ有色人種であってもユダヤ人として扱われる。そのため、ユダヤ人という遺伝子的特徴を持つ人種は存在しておらず、同一文化を共有する民族としてアイデンティティを保って入るとされている。

しかし、過去においてユダヤ民族はキリスト教徒から迫害を受けており、「ゲットー」と呼ばれる隔離地域に閉じ込められ、ユダヤ人での婚姻を繰り返した。そのため、同一文化の共有のみならず、"知能指数が他の民族よりも高い"といった遺伝的特徴を確立したとも言われている(ノーベル賞受賞者の22%がユダヤ人)(右写真は、ユダヤ人地区「ゲットー」ローマの観光スポット、viator.com)

○ 著名なユダヤ人 学者編〜

◆アルバート・アインシュタイン

言わずと知れた天才の代名詞。

彼が発表した相対性理論は、時間と空間に対する概念を一変させた。

◆カール・マルクス

彼が執筆した「資本論」は、労働者や左翼活動家に絶大な影響を与え、ソビエト連邦が建国されるきっかけとなった。資本主義の構造を解き明かし、資本家による労働者の搾取を暴いた彼の理論(マルクス経済学)は、金融危機に陥った現代において再注目されている。マルクス家は代々ラビ(ユダヤ教の指導者)の家系であり、祖父や叔父もラビであった。ちなみにマルクスの思想を引き継ぎ、ロシア革命を起こしたウラジーミル・レーニンもユダヤ人である。

◆ミルトン・フリードマン

ケインズ経済学的財政政策を批判し、公共事業や社会保障を削減し、個人や企業の自助努力によって、市場の均衡を保つという新自由主義を唱えた経済学者。レーガンやサッチャー、小泉政権の政策に影響を与え、現在でも富裕層を中心に支持者が多い。

◆ジョン・フォン・ノイマン

「ノイマン型コンピュータ」という、現代のほとんど全てのコンピュータの動作原理を発明した科学者。また、核戦略や経済理論に利用される「ゲーム理論」の成立に貢献した。幼少期に電話帳の内容を丸暗記し、8歳の時には微積分をマスターし、3つの大学を掛け持ちした上で博士号を取得するなど、超人的な頭脳の持ち主だった。

◆ハインリヒ・ヘルツ 

マックスウェルの電磁気理論をさらに明確化し発展させた物理学者。1888年に電磁波の放射の存在を、それを生成・検出する機械の構築によって初めて実証した。周波数を表す「ヘルツ」は彼が由来である。(父方がユダヤ系であった)

 

 

◆ジークムント・フロイト

精神分析学の創始者であり、"無意識" の発見は、20世紀の哲学や文化に多大な影響を与えた。また夢分析、リビドー(性的衝動)、幼児性欲など、人間の行動原理が性欲や幼少期の性的虐待にあるとする独自の理論は、賛否を巻き起こした。

◆バールーフ・デ・スピノザ

「エチカ」「国家論」「神学・政治論」「デカルトの哲学原理」などで知られる哲学者。彼が唱えた汎神論哲学は、無神論や唯物論に強い影響を与え、ドイツ観念論やフランス現代思想へも大きな影響を与えるなど、後世の思想に多大な影響を与えている。

◆ フリッツ・ハーバー

ドイツ出身の物理化学者、電気化学者。空気中の窒素からアンモニアを合成するハーバー・ボッシュ法で知られる。第一次世界大戦時に塩素を始めとする各種毒ガス使用の指導的立場にあったことから「化学兵器の父」と呼ばれることもある。妻であるクララ・イマーヴァールは、夫の毒ガス兵器の開発に反対し、抗議のために自ら命を絶った。彼が発明した「ハーバー・ボッシュ法」は、現在の化学肥料の生産に用いられ、農業の生産性に多大な影響を与えている。また、海水から金を取り出す実験も行なったことがある。

◆グレゴリー・ピンカス

カール・ジェラッシと共にピル(経口避妊薬)を開発者した化学者。ピンカス家の言い伝えによるとIQ210の神童であったとのことであるが、コーネル大学を卒業後、ハーバードで博士号を取得した時は、まだ24歳にしかすぎなかった。その後ケンブリッジ大学、カイザー・ウィルヘルム研究所留学を経て、27歳でハーバード大学講師、28歳で同助教授に就任した。(医学書院:〔連載〕続 アメリカ医療の光と影  第74回 より)

◆ロバート・オッペンハイマー

第二次世界大戦当時ロスアラモス国立研究所の所長としてマンハッタン計画を主導。卓抜なリーダーシップで原子爆弾開発プロジェクトの指導者的役割を果たしたため「原爆の父」として知られた。

弟のフランクが、後日ドキュメンタリー映画『The day after Trinity』の中で語ったところでは、世界に使うことのできない兵器を見せて戦争を無意味にしようと考えていたそうだが、人々が新兵器の破壊力を目の当たりにしてもそれを今までの通常兵器と同じように扱ってしまったと、絶望していたそうである。 また、戦後原爆の使用に関して「科学者(物理学者)は罪を知った」との言葉を残している。

終戦後の赤狩りにより、オッペンハイマーは私生活も常にFBIの監視下におかれるなど生涯に渡って抑圧され続けた。(Wikipedia:ロバート・オッペンハイマー より)

◆ジャレド・ダイアモンド 

『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』『昨日までの世界』『人間はどこまでチンパンジーか?』『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』などで知られる進化生物学者。生物学と地理学を組み合わせた斬新な理論は、世界中で大きな反響を呼んだ。1998年ピューリッツァー賞を受賞している。

 

(資料提供、Google;monoamineblog.blogspot.com)

次回は「著名なユダヤ人の作家・芸術家編」です。

 

 

 

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