小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

小笠原ローゼル シーズン終了☆

2022年11月03日 | ローゼル
■今年も不作ながらも、超短期作物のローゼルの出荷が概ね終了しました☆
不作の為に島内販売のみにさせて頂くことになり、
いつも内地で楽しみにしている方、
今回初めてリクエストしてくれた方にお応えすることができず、
申し訳ありませんでした。

来年こそは!と思っていてください(^^♪

ローゼル。
それは食用ハイビスカスの通称です。
ジャムやハーブティー、塩漬けや酒漬けてんぷらなど、
その紅と酸味を活かした様々な料理に使えます(#^.^#)
→詳しくはローゼル加工をどうぞ!

母島には南米移民の方たちがいて、
「おお!パラグアイウメかぁ!懐かしいなぁ!」
と言われてすごく感触深かったのを覚えています。


■ローゼルとは2006年に西表のマナの店で初めて出逢いました。
あんぱんの真ん中に桜の塩漬けの代わりにローゼルの塩漬けが使われていたのです。

妻がとっさに「これ何?」と聞いて、
店員さんが丁寧に作物まで案内してくれて、
さらに種を分けて頂いたのが始まりです。

最初は作っても腰の高さくらいだったのが、
何代も種取りを行うことで、
小笠原の土地になじんできて、
今では背丈を超えるほどまで成長するようになりました♪

全くの無化学肥料、無農薬栽培でです。

今回は珍しく10月に父島に行く機会があり、
父島の友人農家の「はるさえん」さんの店頭販売を見ることが出来ました(^^♪

もちろん圃場にもお邪魔して、
ああだこうだお話しつつ、です(#^.^#)

■また、ローゼルを手にした人から、
美味しく使ってます!の報告を頂き、とても嬉しいです(#^.^#)
ありがとうございます!

ジャムやハーブティーが主流ですね☆
ガクや種のコーヒーなど積極的にチャレンジしててすごく刺激を受けます(#^.^#)

僕も実は一番塩漬けを使うタイプです。
カンパチの漬け丼の飾りに塩漬けローゼルを使います。
味も見た目も一気に引き締まるナイスな存在です(#^.^#)

11月になり小笠原ローゼルは終盤ですが、
晩生のうちなーローゼルが待機しているので、
クリスマスシーズン用にまだまだ油断はできません(#^.^#)


■今日もSUPで西浦までボヤージングして、
途中途中で海に入って泳ぐ陽気の母島ですが、
暦の上では11月、冬です。

20年小笠原に住んでいると、
四季の変化が内地より乏しいのですが、
確実に季節の移り変わりがあります。

ようやく島には秋がないのだなと思えてきました。

そうなんです。
実り多く、紅葉を伴う秋がないのです。

夏を終えると一気に冬になるのです。
今の母島は丁度その狭間です。

それでも季節は廻り、
ちゃんと草木は冬に備えて準備をしています。

小笠原ローゼルは、可憐な花を咲かせています。
何度見ても可愛いなぁと思えるピンクの小さな花です。

お隣では葉っぱを利用する葉ローゼルのルビーローゼルが花を咲かせています。

こちらはなんともアダルトな雰囲気の花を咲かせています。

そんなこんなで2022年の秋の小笠原ローゼルの出荷は終盤を迎えました☆
あと少しは出荷すると思いますが、
その後は12月の晩生うちなーローゼル待ちとなります。

クリスマスシーズンにうってつけのうちなーローゼルを
島内限定販売ですが、お楽しみください☆










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