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無残の車の動画送信から５時間後、
不貞夫から返信があったという。
ここまでする？もう勘弁してくれよ。
まもなく子供も産まれるというのに
この子を父親のいない子にするつもり？
そんなつもりはない。
もう二度としないよ、辛い思いをさせた事は
深く反省している。
その言葉に嘘がない事を祈るわ！
そっちでも悪さしないでね。
まさか、女性同伴じゃないでしょうね。
そんなはずないだろう。
既に発覚している別女性の存在。
同伴している女性の存在を知る
サレ妻にとって懲りていない
不貞夫の反省の弁を受け入れる
はずがない。
今度の帰国は？フライト時間を知らせてね。
成田まで迎えに行くはね。
車もないし。。。
あ、いいよ。なんとかするから！
そう、なら気が向いたらにしとく。
ここで帰国に二人目の女性が
バレてしまったらと画策しようと
する不貞夫。
数日後、成田空港にはサレ妻の姿があった。
サレ妻が待つ、成田空港到着ロビー。
そこに現れたの不貞夫一人。
同伴した女性は
韓国・仁川国際空港で
乗り換え、別便で帰国。
どうしても尻尾を掴ませない気で
いるみたいね。
サレ妻の思惑は、ここで二人目も
抑えてという皮算用は見事に外れた。
不貞夫はシタリ顔。
わざわざ、迎えに来なくても
誰も連れてないよ、俺そんなに
モテるわけないだろう。
これで女性がいたら、終わっているからね。
内心はホッとしてる不貞夫。
この日はバレずに済むのかなと
ホッとしたはずだったのだが。。。。
思わぬ所に落とし穴が。。。
ね、何度も海外に行く貴方が、
何でこんなお土産を買ってきたの？
そこに現れたのは、その土産物を
ノコノコと取りに来た二人目の不貞女性。
彼女がサレ妻の顔を知らない。
『〇〇〜、私のお土産忘れちゃったぁ〜』
不貞夫の背後から声をかけた不貞女性。
『あら、このお土産、貴女のなのね』
『え！。。。。誰？』
『空港で偶然一緒になった
取引先の〇〇さんだよ、
じゃ、これ貴女の荷物ね』
『誰が今時、そんなバカな話を信じるの？』
『いやいや、マジでホントだって
ほら荷物タグが違うでしょ』
荷物タグの違いで
その場を逃れようとする不貞夫。
『おたくはどこへいらっしゃったの？
パスポート見せてくれる？』
『突然、失礼じゃないか！』
『貴方は黙ってて、見せなさいよ！』
『すいません、ご主人と一緒でした。』
いとも簡単に自白した不貞女性。
『滞在先は一緒でも、別行動だし、ホテルの
部屋も別でしたから、疑われるような事
何もありませんから。』
サレ妻の疑惑を払拭しようとする不貞女性。
『あ、いいの私。
この後、調査報告を受けるからそれから
貴女に請求するから、今日は
もうこれくらいで。
ちなみに前の解決金相当額は、1700万。』
『私、そんなお金ありませんから。。』
『大丈夫よ、貴女に請求なんかしないから』
不貞夫のスーツケースを
引きずり臨月のサレ妻はその場を
立ち去った。
自身の分の土産物を手にその後ろを
ついて行く不貞夫。
不貞女性にはしっかりと調査員が
自宅割り出しのために
サポート尾行している 
まさか、帰国直後の自身が
尾行されているとは
気づかずに自宅へ戻った不貞女性。
自宅マンションの郵便受けから郵便を
取り出そうとした時、背後から
『すいません、お渡ししたいものがあります』
と女性調査員に声をかけられた。
『お忘れになったポーチと奥様からの
旅行代金の請求書です。』
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