人生に飽きたから本気出す

人生に飽きた内向的な男が幸せになる方法を真剣に考えるブログ

目標を立てるもののそのほとんどが計画倒れする理由

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photo by Stock Up

 

台風が来るたび、防災グッズを買っておこうと考えるものの、過ぎ去ってしまえば、まだ買うのはいいかとか、部屋が狭くなるしなぁとか考えて、結局買わないままなわけです。

こんな風に、何かやろうと思っても、実際はやらなかったことが事の大小を問わずあるかと思います。ブログ、資格勉強、習い事、ランニング、ダイエットetc...

僕は計画を立てることが多々あります。スライド何枚にもわたる行動計画を立て、よしやるぞと意気込んだものの、3日で忘れてしまう、あるいは、覚えていてもとりあえず今日はいいか、と実行を続けることができません。はたまた、計画を作って何もやらなかったということも度々あります。

これはなぜなのだろうと考えたので、ここに記します。

 

何かを始めるということ

人に与えられた時間は24時間です。それ以上になることも、それ以下になることもありません。

何かを始めるためには、始めるだけの時間を捻出する必要があります。例えば、英語を母語としない日本人が、日本語を介さずに英語を理解できるようになるには、1年で1000時間の学習が必要だとアルクに書かれていました。

https://ec.alc.co.jp/lp/product/h4_course/

 

1年で1000時間の学習時間を確保するためには、1日当たり約3時間は英語に費やさなければなりません。とすると、当たり前ですが、他のことに充てていた3時間を犠牲にする必要があります。

初めはよしやるぞ!と意気込んでいたとしても、学習2日目に飲み会や残業が入ってしまった場合、3日目で6時間学習しなければ取り返せないことになります。そうこうするうち、やる気がだんだんなくなって辞めていくのではないかと思います。

 

では目標を少なくしたらいいのではないか

1日3時間ができなかったからって次の日6時間はやりすぎ。もっと目標を低く設定したらいい。という意見があります。

ここで、3年1000時間の計画を立てるとします。そうすれば、学習時間は1日1時間に抑えることができます。しかしながら、さらにここで2つのことに気付くのです。①1日1時間では少ないのではないか。3年設定は長すぎるのではないか。②1日1時間も学習時間を取れない。

基本的に、目標を立てても行動しない人の頭は未来にあると思います。そのため、将来身につくであろう能力が、この計画のもとに早く手に入れたい、どうせこの計画通りやれば手に入るんだから早く終わらせたいと焦る一方、この計画性を横展開すれば、他にもいろんな能力が手に入るんだから、一つのことに1時間もかけられない、というジレンマに陥ります。

この状態はまさしく自己啓発本を読んで、実行した気になっていると同じような状態です。

 

そもそも三日坊主さえもならない人は

上記のような状態が強く表れてしまうと、そもそも3日坊主というより、1秒坊主になってしまい、何も実行しないという状態になります。これが、昔でいうところのにちゃんねるで批判ばっかりしていた人たちです。では、1秒坊主の人たちは何から始めたらよいのでしょうか。

3日坊主を克服するためには、「習慣化する」、「確固たるモチベーションを持つ」といったことが挙げられますが、1秒坊主の方々はそもそも踏み出すことすらできていません。

彼らに必要なことは、計画を練らずに始めるということです

 

認知が先か、行動が先か

何か出来事が起きた際、ネガティブに捉え、結果落ち込んだり、積極的な行動や挑戦ができなくなることがあります。例えば、朝上司にケアレスミスを報告した際、強い口調で叱られたとします。この状況について、「うわっ、最悪だ」、「あんまり報告したくないから極力話さないようにしよう」とか、「どうして自分はいつもミスばかりするんだ」、「あぁ、上司に嫌われてしまい、今年は最低評価だ」などと思うかもしれません。しかし、上司はただ単に朝が弱いだけかもしれないし、家を出る前に奥さんに怒られたからかもしれないのです。この不健全な認知を辞め、心のストレスを軽減していく方法を認知行動療法といいます

参照:https://www.iidabashi-mental.jp/treatment/cbt.html

 

では、この認知行動療法と1秒坊主はどのような関係あるのでしょうか。

一見すると、上記の1秒坊主の例では認知の歪みなどなさそうに思えますが、実際は行動していないにもかかわらず、計画が完璧であると認知しているのです。そのため、行動すれば完璧にその通りの結果が得られると思っており、結果に対して興味がなくなっているという状態だと考えられます。

しかし、実際に行動をしてみると多くの困難や想定外の課題が見つかってきます。例えば、英語を学習し始めてインプットしているときは順調と思いますが、いざ海外ネイティブを相手に話そうと思うとうまく伝わらなかったり、聞き取れなかったりします。それらは行動してみないとわからないことです。彼らに必要なことは、念入りな計画をはじめに立てるのではなく、計画なしにやってみてから、必要に応じて計画や目標を立てることです。そして、行動によって今までの認知を適切な方向へ変化させることです。

今までの計画が適切なものでないと知った暁には、地に足の着いた目標や計画が立てられるようになり、着実な行動ができるようになると考えられます

 

なぜまずやってみるということができないのか

しかしながら、このように頭ではわかっていながらも、いざ行動を起こそうとするとブレーキがかかるのが僕です。それはなぜなのだろうと考えてみたところ、どうやらユングの心理学的類型論をもとに作られたMBTIがカギを握っているようです。

気になる方は以下の2種類をどうぞ

https://www.16personalities.com/ja/%E6%80%A7%E6%A0%BC%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88

https://16test.uranaino.net/

 

MBTIについては、以下でセミナーをやっているようです。11月のものに参加します。

https://www.jppjapan.com/session/

 

結論

・目標を立てて満足する人はまず行動しよう。

・行動して自分の立てた目標や計画が適切でないことを認知しよう。

 

以上