痔との戦い

40代男子。肛門周囲膿瘍と診断されつつも、しばらく様子を見ることとなり、長い戦いとなりそうなため、ブログに記録することにしました。

9月23日(日)〜11月29日(木) 平穏な日々

前回の更新からだいぶ時間が経ちましたが、この期間中に痛みはなく、心配された肛門周囲膿瘍の再発は今の所ないようです。


前回の更新で書いた肛門周囲のふくらみについても特に大きくなることもなく、今は目立たない状態です。


食べ物について、辛すぎるものは避けていましたが、会社の飲み会では際限なく飲んだくれてしまうことが何度もありました。

その度にお腹を冷やさないように気をつけながら就寝し、翌朝も肛門をギュッと締める動作を繰り返してできる限りユルい状態での大便は我慢する、という感じで生活を続けた結果、下痢の発生は今の所一回も起こしていません。


また、排便時のウォシュレットも欠かさず行っています。


そんなおかげもあって、以前と同じような痛みは発生していません。


でも、ネットで調べる限りでは、肛門周囲膿瘍〜痔瘻は自然治癒しない、と書いてありますので、爆弾を抱えた状態には変わりないのかもしれません。


そんな中、本日人間ドックを受けてきました。


検診メニューの中に、触診による直腸検査がありました。

受付の時に、嫌ならやらなくても良いがどうしますか?と係の人に言われました。触診を嫌がる人もいるとのことでした。

肛門を触診されることで、寝た子を起こすようなことにならないか?と不安になりましたが、よくよく考えると前に肛門科の診察時にも触診は散々されていたし、肛門周囲膿瘍になったことを伝えれば適切に対処してくれるだろう、また、現状について相談したいと思い、やることにしました。


直腸検査の際に、8月に肛門周囲膿瘍を患ったこと、その後痛みはないことを先生に伝えました。

先生からのコメントは以下のとおりです。


(1)ストレスや疲労がたまっていると肛門周囲膿瘍になりやすい。


(2)触診の結果、問題はなし。切開せずに排膿した(痛みが治まった)のであれば、症状としては軽かったのかもしれない。


(3)肛門周囲膿瘍は何回も繰り返すことが多い。1回だけならそのまま治ってしまうこともあるが、2回、3回と繰り返すと自然に完治はしなくなる。再発しないよう半年は気をつけておいて欲しい。

多い人では半年に7回切開して排膿したケースもある。


以上、現状問題がないとのことで一安心でしたが、特に上記(3)については、自分にとって希望の持てる内容でした。


8月の肛門周囲膿瘍の発生後の一連の診察を受けて、発生から早期に受診しても、結局はある程度悪化するまで放置して、痔瘻が完成しないと根本治療ができない、ということを目の当たりにし、治療方法が進歩していないことに苛立ちを感じていました。

今回の先生の話を受けて、もしかしたら早めに受診して抗生物質を飲み続け、肛門に刺激を与えずに清潔を保ったことで膿瘍の拡大を防ぎ、軽くで済んだということかもしれない、と感じました。


とはいえ、このまま再発しないかどうかはまだわかりませんので、今後も慎重に生活していきたいと思います。


またその後の状況については定期的に書きたいと思います。


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