過去も変わる

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最近は、あきらかにストレス性が原因の事件が増えています。

若者から年配者まで、「 ストレス耐性 」が低くなっているとも言えますし、「 キャパシティーオーバー( 許容範囲を超えている )」とも言えます。


多くは、現在の本人がストレスの限界となり対処できない状態になって、衝動や欲望に飲み込まれたり理性を失ったときなどに、過激な行動で発散します。

それを自分に向けるか、他に向けるかは人それぞれです。


そのような人たちのほとんどは、今現在が「 自分の希望 」通りになっていないことに、不満でいっぱいになっています。

今現在が不満でいっぱいだと、過去も不満がいっぱいの可能性が高くなります。


なぜなら過去の状況や選択に、恨みや後悔が大きく残っているからです。

誰でも過去に多かれ少なかれ、そういうものは残っていると思います。


しかし、ストレスに対処できなくなってしまっている人たちには、それらが原因と位置付けて「 あれが無ければ 」や「 もう駄目だ 」など、極端な判断にさせてしまう傾向があるようです。

そして世の中で「 自分の希望 」通りになっている人は、極少数ではないかと思います。


では「 自分の希望 」通りになっていないにも関わらず、過激な行動で発散していない人は、どのような人なのでしょうか?

ひとつはストレスを溜め込んでいるけど、まだ「 キャパシティーオーバー 」していない人です。


もうひとつは、ストレスが小さいうちにコツコツと処理している人です。

最後は、「 本当の希望 」に真に沿っている人です。


「 本当の希望 」に真に沿っていると、多くのことに「 感謝 」を感じ取れるはずです。

それは過去にも影響を及ぼします。


「 自分の希望 」通りにいっていない現在も、いかなかった過去も「 感謝 」に変わるのです。

ほとんどの人は、自分自身の基準の元が大きく変わるので、それぐらい認識の差は違ってきます。


まだ過去に感謝出来ないことが残っている人は、それが「 トリガー( 引き金 )」になる可能性が残っています。

先が見通しにくい時代ですので、過激な行動で発散してしまわないように、「 本当の希望 」に沿えるような意識を育ててくださいね(^^