華を身につける
こんにちは!
はっす→です!
「華のあるダンス」
「華やかさのあるダンサー」
ダンサーなら誰もが憧れますし、
なるべくなら身につけたいものと思います。
舞台などでセンターを踊るダンサーが「華のないダンス」をしてしまえば
たった1人の影響で全体が華のないダンスをする集団に見えてしまいます。
どうすればダンスにおける「華」を見に付けることができるのでしょうか。
インストラクターがいう「華」とは
インストラクターが生徒に対して
「華がない」
というと、それは明らかにインストラクターの説明が不足しています。
「そうか、華がないのか・・じゃあこうしよう!」
このように「華がない」と言われてすぐに改善できる所が思いつきますか?
思いつかなけば、
それはインストラクター自身もうまく説明はできないけど
「華」という要素が経験的にないとなんとなくの雰囲気で判断したにすぎないのです。
なんとなく言っていることが正しくても、
具体的に何がどう悪いのか
どうすれば改善するのかを教えることができない
言語として説明できていないインストラクターは非常に多いです。
「華」とは何か
私はダンスにおける「華」とは「笑顔」であると考えています。
表情が豊かに笑顔になれる、そして時には悲しい顔にもなれる。
芸人顔負けの顔芸ではありませんが、それ位の感情の入った顔ができることが
ダンサーとしての「華」であると考えています。
もちろん、ダンスがうまいことも「華」の1つの要素だと思いますが
多少スキルが劣っていても、顔の表情を豊かに踊っていれば
スキルの有る無しを帳消しにするほど、顔は見られています。
でも、ただ顔を作れば良いという訳ではありません。
作り笑いではなく
「ダンスが楽しい!」
「今自分の100%の力を出して踊っている!」
このようなオーラが全身からあふれていることです。
オーラは、あなたのダンスに対する気持ちがそのまま出てきます。
ダンスが好きであれば「ダンスが好き」という気持ちのオーラがでて
舞台でも楽しんでいることが、遠くから見ても伝わります。
作り笑いをしてダンスに対して
「苦しい」「つらい」という気持ちしかなければ
見ている方も違和感に気づいて
「なんとなくだけど、華があるとは言えないね」という感想を持ちます。
「華」を身につける
華を身につけるには
・「笑顔」など、顔の表情を豊かにすること
・ダンスを楽しむこと
この2点は少なくとも最低条件です。
あとは個人差によって、必要なものがでてきます。
柔軟性がないから可動域が狭いことが華が出ない原因になることもあります。
それは、本人が試行錯誤の練習の結果、偶然身につけることもあれば
いつまでも分からずに身につけることができない場合もあります。
先ほどの「華がない」というインストラクターも
具体的に何をすれば良いのか説明できないのは、
「いろいろと試行錯誤しないと、華が身につくかどうかは分からない」というのも本音です。
少なくとも
「笑顔がないから、もっと笑顔になれば良いよ」
「ダンスを楽しめばいいよ」
といった具体的なアドバイスをしてしまうと、言葉通り受け取って
「笑顔になったけど華がない!」
と文句を言いだす生徒が出てくる可能性もあるので、
あえて言わない場合もあります。