「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

初秋のオーディオ試聴会

2022年09月25日 | オーディオ談義

1年のうちで一番過ごしやすい秋の足音が近づいてくるとオーディオがらみの人や機器の動きが活発になる。

「新しいCDプレイヤーを購入しました。お宅のCECのプレイヤーとぜひ比較したいのでお伺いしたいんですけどいかがでしょうか。AXIOM80(スピーカー)で聴かないとはっきり差がわからないものですから~」


と、近くにお住いのオーディオ仲間「Y」さんからご連絡があったのは休日に当たる23日(金)の午後のことだった。

「ハイ、いいですよ~、どうぞどうぞ」

Yさんとはもう10年近いお付き合いになるが、我が家の音質に対する率直なコメントに大いに助けられている貴重な存在なのでお断りする理由は何もなくむしろ諸手(もろて)を挙げて歓迎。

きっかり13時半にプレイヤーを携えてお見えになった。

事情を伺ってみると「このところ重たい機器を順次整理して軽いものへと移行しています。エソテリックのCDプレイヤー(120万円)をオークションで処分して、このたびソウルノートの「C1」を購入しました。」

「え~っ、エソテリックをですか、それはもったいない!」と第一声、いくら重量級嫌悪症とはいえ、それはないでしょう。

もしかして、我が家の全般的な「軽薄短小」傾向の影響があったのかな、な~んて(笑)。

ま、人それぞれなので問い詰めても詮無きこと、とにかくご要望に応じることにして初めにCECのCDトラポ(「TL3 3.0」:ベルトドライブ方式)から試聴に移った。

ちなみにシステムの概要は次のとおり。

CDトラポ「CEC」 → DAC「A22」(GUSTARD) → プリアンプ「安井式」(E80CC×4本) → パワーアンプ「2A3シングル」 → スピーカー「AXIOM80」+サブウーファー(ウェストミンスター:100ヘルツ以下)

はじめにバッハの「ヴァイオリン・ソナタ」を聴いてもらった。

日頃は「ブルーレイ」で聴いており、ここ3か月ばかりCECの出番はまったくなかったが、「やはりブルーレイとは違いますね。音に力があって浸透力があります。それにSN比がいいせいか静寂感が違うようですよ」と、Yさん。

「そうですね!明らかにブルーレイよりはCDトラポの方が上ですが、つい面倒くさくなって・・・」と言い訳をする始末(笑)。

実はテレビ画面(55インチ)を見ながらリモコンで簡単に曲の頭出しができるブルーレイの便利さは何ものにも代えがたいものがある。

CDトラポの音質が100点だとするとブルーレイが90点ぐらいはいくので、この10点の差について「手間」と「音質」を秤にかけると実に微妙なんですよねえ・・、「悪貨は良貨を駆逐する」のかな(笑)。

で、10分ほどでCECの音を確認してからご持参されたソウルノート「C1」へ変更。



さあ、どんな音が出てくるか、はたしてCECを上回る音が出るのか、二人とも息をひそめて第一声を待った。

以下続く。


この内容に共感された方は励ましのクリックを → 

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オークション情報 | トップ | 聴かぬが花か、「タンノイ」再考 »
最新の画像もっと見る

オーディオ談義」カテゴリの最新記事