切込刃

切込刃。

 

 この無骨な四枚刃の鉄板、実は草刈り用の切り込み刃です。要はブレードです。親方はローターと呼んでいた。本日のアルバイトにて、従来の草刈り刃でなくこの鉄板が用意されておりました。これを見た瞬間、これだ!って思いが先行しました。だってほら、見るからにバチバチ切れそうじゃん。ほら、簡単に言えば厚さ1.4mmの鉄板で草葉を叩き切ると想像してご覧。それを草刈り機の回転速度で扱うのだ。切れない筈が無い。

 案の定めっっっちゃくちゃよく切れる。ずっと使い続けてるとさすがに刃は摩耗して来るが、それでも朝から晩までカズラやセイタカアワダチソウ等の厄介な草も難なく破壊し続けた。これまでの苦労は何だったんだ。もううちもこれあれば草刈り刃事情のほぼ全てが解決するじゃん。導入確定です。

 

 アルバイトしていると、自分ちに閉じ籠ったままだと知り得ない、こうした知識経験が得られるのが楽しいですね。何が楽しいって、これ朝から晩までずっと切り続けられたんだよ。滞りなく仕事が続けられるのはそりゃ楽しい。段々効率が落ちて来る様を憂う心配も無し。ただ度々タンクに注油するだけ。

 動き続けられる分、その代わりに疲れました。カーッ!プロテインを摂取するのだ。

 

 途中、目にゴミが入って滅茶苦茶痛い思いをしながら続けておりました。欠点は、ナイロンワイヤーの様にバチバチ散る点ですね。この刃は上下に折れ曲がっているタイプですが、普通のブレードの様に真っ平らなタイプもありました。

 帰宅後に目を見たら、イヌムギなのかヒエなのか、米粒サイズのクソデカ籾(もみ)が両目から出て来ました。こりゃ痛いわ。他にもいくつかのゴミが出て来ました。眼球って結構ゴミ耐性あるんだなあ。勿論充血してました。ああ目がしばしばする。芝だけに。目から発芽しなくて良かったな。芽だけにってか。ガハハハ。