ジュグラーサイクル上の同じ局面との比較を行ってみます。
過去のジュグラーサイクルの上の局面からみると、2018年はピークから3年目です。ピークから3年目の年との比較が下図です。
やはり、下落傾向にあります。
そもそもポンド円は下がる生き物
2000年以降持ち直していますが、ポンド円は、英国病に端を発するイギリスの莫大な経常赤字により、慢性的に下落傾向にあります。
特に、対日収支は、2017年9月末四半期で過去最悪を記録しており、通貨の価値を維持できるようなレベルの金額ではありません。
その割には、2016年以降、ポンド円は中間反騰局面にありますから、いつ下落相場が牙をむいてもおかしくないといえそうです。